語り 2015-04-23 17:16:45 |
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「さあ、おいで人の子。この神さびた社の主に、御前の闇を聞かせてくれ。」
「御前が人なら私の敵だが。…憎しみに喰われた御前は、もうとっくに俺達の仲間だろう?」
名前:社(ヤシロ、通称御社様。本名不明)
年齢:1000を超える/見た目25歳前後
性別:男
性格:本性は全く読めないものの、表面的には父親のような寛大さと兄のような親しさを持ち鬼達を家族のように愛でる。人間や陰陽師相手でも同様に物腰柔らかで、罵られようが攻撃されようが平然としている。いつも優しげに微笑んでおり、鬼達を可愛がっている時だろうと殺し合いの最中だろうと同じ笑みを浮かべているため見るものに得体の知れない恐怖を与えることも。
蝋燭の火を吹き消すように何の躊躇いも感慨もなく他者の命を奪う冷酷な面があり本来の性格はこちらに近い。
容姿:白銀の長髪を髪紐でひとつに束ねておりかなり量が多い。切れ長のつり目は月のように煌々と輝く琥珀色。よく見ると瞳孔が獣を思わせる縦長で、目尻にかけて紅で縁取られている。顔立ちはどちらかといえば線が細いため獲物に喰らいつかんとするような目つきの鋭さが一層際立っている。
普段は紫を基調とした平安時代の束帯に似た服を纏い、人間の元へ訪れる時は同色の着流しに着替える。どちらの衣装にもどこかに鈴の飾りがついており、しゃらりと澄んだ音を鳴らす。足元は素足に下駄。手足の爪が黒く鋭く伸びている。下駄含め身長180cm、男らしく引き締まった体格。
武器:日毎に変わる。気に入っているのは大太刀。
能力:武器の名を呼ぶことで召喚する能力。名を知っている武器ならどんなものでも呼び出せるが同時に複数個は不可能。また使う度に寿命が擦り減っていく厄介な力。
過去:遥か昔からこの地に住まう鬼。詳細は誰も知らないが「御社様」の名のとおり昔は神として畏れ崇められていたらしい。その名残で今も古びた神社を住家としており、現在「御社様」と呼ばれているのは大方こちらが由来。
人間よりずっと遅い速度ではあるものの、能力の影響で昔より年を取っている。また年だけではなく、かつてはもっと鬼らしい別の姿をしていたとか。
備考:人の世に紛れては黒い感情を持つ「鬼になりそうな」人間に目を付け、同情、甘言、誘惑、あらゆる手段で鬼の道へと誘い込む。鬼に変化したばかりの人間を導くことも。
それらの行動は鬼を纏め人の世を支配しようとしている、自身の失った信仰を取り戻そうとしている等様々な理由が噂されているが本心を知るものはいない。
一人称は「私」と「俺」がころころ入れ代わる。
ロルテ:
…彼方も此方も鬼の子供で溢れているな。
(賑やかな歓声と祭囃しの響く夜、祭で賑わう人々の元へ向かえば仮面の下でそっと笑み。普段ならば目立つであろう狐の面も今宵ばかりは周囲の景色に溶け込んでおり普段に比べて人目を引くことはなく。髪や雰囲気のせいか時折視線を受けることはあれど邪魔になるほどではない、じっくり周囲へ目を向ければ提灯の元楽しげに笑う人の中にもやはりほの暗い瞳を持つものがおり。彼らを鬼の子供、と愛おしげに形容してはするりとその横をすり抜けて「ーー御前の哀しみも、憎しみも、全て見えているよ」一際黒い感情の影を滲ませる男に柔らかく耳打ちし、彼が振り返る頃にはしゃらり、と鈴の音ひとつ残して素知らぬ様子で歩きだし)
(/丁寧なお返事ありがとうございました!かなり勝手な妄想を詰め込んでしまったので、不備等ありましたらガンガンご指摘お願いします…!選定候補に入れてくださると嬉しいです)
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