主 2015-04-21 17:50:54 |
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≫周助くん
へー……思春期男子なのに、もったいないなぁ…あ、割と中は綺麗だよ…埃っぽいけど。
あぁ…ッもっと、もっと…!跡が出来るくらい強く叩いて…ねぇっ!!
――っていう知り合いがいてさ、流石に凄いなぁ…って思ったなぁ…
(自分の知っているこの位の年頃の男子はもっと下ネタできゃっきゃしている…というか自分にいたっては幼い頃からこんな感じだったが。少なくとも相手やその仲間はそれがないと知るとどこか残念そうにして。何の躊躇もなく扉を開くと、真っ暗な…普通ならばほぼ見えないはずの室内をぐるりと見渡せばそんな事を言って。「んん~……性格は似てない好きな食べ物も違うし……共通点…――性的…嗜好?」まさかの似ている所が全くと言っていい程ないという事に気付いてからというものあわあわと何故か焦り初めて。もしやDNAが一致しないのではという所まで追い詰められれば、ふと『相手の嫌がる顔を見てゾクゾクする』というたった一つ、意見が合ったという事を思い出し
あー…そーだねぇ~…スバルが本気出さなくてホントによかったと思う。
へぇ……案外キミも人間じゃなくて別の生物だったりして。そんな事できるんだったら…
(自分達は銀の弾丸、もしくは杭で心臓を打たれない限りは死なない為に、どこか気の抜けた返事を返して。たかがボール一つでそんな事が出来る恐ろしい人間は、少なくとも自分の知っている世界には居ないはず、珍しいものを見るような視線で相手を見つめるとそんな事を言って「んーん…別にいーよ?……そもそもボク、人間じゃなくてヴァンパイアだし~?………ね、そろそろさ…ネタばらしも終わった事だし、お食事タイムと行こうよ?」謝る相手を見て、優しげな笑みを浮かべた後にまさかの人間じゃない、と発言をする。なら何故さっき言わなかったんだ、といえば恐らくただの気まぐれだろう。相手の顔から首筋に視線を移すと、もう我慢できないと言わんばかりに舌舐めずりをして。
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