主 2015-04-21 17:50:54 |
通報 |
≫周助くん
別にいいじゃない、男同士だし~………あ、ほらアレ~。お屋敷が見えてきたよ?
――可愛いね…?…いっその事、常識なんか忘れてさ、ボクのモノになっちゃおうよ…ね……?
――ってやるんだよ。おねーさんを口説く時はね…んふっ。
(頭を抱える相手をにやにやと笑いながら肩をツンツンと突き。ふと前方に目を向けると目的地である屋敷が目に入り。相手の腰に手を回し、ぐいっと自分の方へと引き寄せると怪しい笑みを浮かべながらそんな事を言った。数秒程度その状態で居た後に相手を開放するといつものような笑みを浮かべて何もなかったかのように。「そーんな顔しないの。……ちょっとからかいたかっただけだからさぁ。」不安げな相手を見ると、どうも兄弟の事を思い出してしまうのか、泣き出してしまうのではないかという考えが過りばつが悪そうな表情をする。
んー…その場に居合わせないことが多いんだよねぇ。…居たら隙を見てカナトくんを餌付けするよ。
最終的にはスバル以外の皆で飲んだんだけど、なんか中身は…えーっと…お酒だったみたいで、全員酔っぱらって大変だったみたいだよ…家に帰ったら屋根が吹っ飛んでたもの。
(なるほど、といった表情で頷けば、もし自分がその場に居たら……できれば居合わせたくないが、という事を考えて。恐らく強引に割って入ることはしないと思うし、自分が出る前に、まとめ役である次男が先に行動するだろう。ならば自分ができる事は窘める程度だろう。お歳暮の中身は確か『ヴァンパイアジュース』とかいう恐ろしい飲み物だったはず。だがそれを相手に教えるわけにはいかないだろう。と名は伏せてその出来事の事を話し。「んふふっ……でもさ、血族だからって駄目っていうのは変だと思うなぁ」口元や口調こそは笑っているが、目は相手を睨むような視線で。相手の頬に冷たい手を添えるとそう言って
トピック検索 |