>ルナ 居なければつくれば良い、などと無責任なことは言わん。魂すらも共にある相手とは、そう容易く出逢えるものではないのだ。適当な者を傍らに置いたとて意味は成さぬ。永き刻を経て認め合った者を初めて、朋友と呼べるのだろうよ。 (大通りに出るところで手綱を引いて馬の足を止め、遥か遠くに目を向けながら告げる。)