n 2015-03-30 20:13:58 |
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(ぶっきらぼうで口の悪い同居人の性格は少しは分っているつもりで、だから今の彼は機嫌が悪いのか早くも酔っているのか、どちらにしろ誘ってきたのはそっちなんだから楽しく飲めよ、と。こっそり届く筈の無いテレパシーを送ってみる。と、久しく耳にする携帯のバイブ音。自分のは漸く二つ折りの旧型からスマートな最新型に変えたはいいものの、操作にまごつくことはもう無くなったが旧型を使っていたときと使い道がそう変わらず、自分から弄ることも少なければ連絡が来ることも多くなくて、充電の持ちが良いのをいいことに放置して存在を忘れていたから、今頃この家の何処かで充電切れで転がっていることだろうと思う。振動の原因を手に取った彼はそれに反応することなく、静かになったスマホを乱暴な手つきでテーブルに置いて。ムードを変えようとした甲斐なく、彼は食器を持って一蹴し行ってしまう、黙ってそれを目で追えば抗議の意味を込めて唇を突き出しぶるる、と空気を吐いて唇を震わせ、再度椅子に座りなおし)んーじゃあ。代わりにりょおすけ何か話して(残った最後の一口、玉ねぎを口に放り、とびきり明るい声色でそう投げ掛けて。アルコールも一口。案外早いものでもう四分の一程度しか残っていないらしい。自分は食器をきちんと下げることはせずにテーブルの隅に空いた皿と箸を押しやって、ふと思い立ったでもなくごく自然な欲求を満たすべく、今度こそ立ち上がり窓辺へと。動くと酔いが回って、ふわふわする頭と視界に笑ってしまう、床に放ったままのセブンスターを取ろうと屈んで、その延長線上の動作みたいに、然し割りと派手な音を立てて、転び。そのままの姿勢で呻るでも無くただただ静かに固まって眩暈が去るのを耐え、のろのろと目当ての潰れたソフトパックを手にし、のろのろと立ち上がり、何でもないふうに席に戻り、咥えた煙草に火をつけ。「ころんだー。」と子どもみたいに間延びした口調で言えば、くつくつと笑い出し、仕舞いにはぎゃはは、と一通り笑い終えたところで、残りの酎ハイも呷り)
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気にすることありませんよ! 気長にのんびりやっていければそれでいいですから、暇な時に覗いてやってくださいな。急かしたり急かされたりすることなく、自分のペースで楽しんで頂ければ此方も本望ですので。毎度丁寧なレスをありがとうございます。
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