そして、伝説へと受け継がれて・・・ 2015-03-21 02:10:16 |
|
通報 |
(何処でどう転んだのか不明だが自然と恋というものはやって来るみたいだ、最近意識するようになってきた彼の事。目の前を歩けば目で追い、微かに鼻を掠める独特の匂いその全てに見せられたように恋という沼に落ちた。通り過ぎた彼を横目で見ると上の空のようで何も無い所で躓いては顔から地面へと落ちること。“いてぇ”なんて声が耳に入るも助けに行く、という事も声をかけるという簡単な行動も起こせない自分に苛立つも苛立つだけ無駄だと自分に言い聞かせてる所視界の端にとある女の子が写り。その子はサッと彼に駆け寄り大丈夫、と自分にはとても出来ないような事をすれば彼も彼で頬を染め返事なんか返して。ハッと思い出した事、彼はあの子に惚れていたという事。
| トピック検索 |