猫 2015-03-18 13:55:38 |
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>鱗蛇
団子か。そのままでも美味いが…。
(団子と聞いて思い浮かんだのは特に工夫などされていないシンプルなものであるが、それは契約者や家の者と食べることが多いからでしかなく。自分の好みと言われればどうなのだろうと話していた途中ではあるものの口を噤んで顎に手を当て考え出して。考えれば考える程にわからなくなってくるようで眉を寄せ深く考えこみながら「その時々で変わるからな」とぽつりと零して。そうしていればふと暖かくなりはじめた風が頬を撫で、春の陽気を感じ目を細めて春の空気を楽しむと、考えるのは店に行ってからでもいいかという気になり腕を組みゆっくりと歩き出し。先程まで考え事をしていたからか相手の誘いへの返事をしたか否かということはすっかり抜け落ちており、了承の意を示していないことには気づかず。自分の中ではすっかり乗り気であった為、ぽかぽかとした陽気を楽しむようにゆったりと歩みを進める先は甘味屋の方へとまっすぐ歩いていて)
>葵
そのような状態で一人置いていける訳がないだろう。
(座り込んだ相手へと慌てて歩み寄り支えるように手を添えて、しかし此方が何か言う前に述べられた言葉に何を言っているんだと思わず眉を上げ首を横に振って。相手の様子を見ていれば邸から医師や飲み物のひとつも持って来てもらうのも回復には有効だろう。相手の言うことも一理あるのはわかるがどうにも承服しかね、「また先程のようなことがあるとも限らないだろ」と言い足せば少しでも楽になるかと背中を擦って。横になったほうが楽なのかもしれない、そうは思えどこのまま地面に横になっては汚れてしまうだろうか。どうしようか考えあぐねて相手を寝かせようと支える手に力を入れてはまたきちんと座るように支え直しを繰り返していて)
>翠
生憎菓子はそう多くはないがな。少しくらい楽しむ分はあるだろう。
(舞い散る花弁を楽しむ相手を見てやはり綺麗だなと思ったのは口に出さず、どうやら承諾してくれたらしいことに嬉しそうに口元を綻ばせ。さて何処が良いだろうかと丘の上のほうへと視線を向けると一際立派な大木が目にとまり。彼処にしようかと決めては一度相手へと目をやってからゆっくりと丘を登りはじめ。大して距離はなく暫く歩いて上まで辿り着くと、そこから見える眺めにほうと息をついて。江戸の町と通りに咲いた桜を上から眺める光景に「こういうのも悪くないな」と感嘆の声を漏らし、良い穴場を見つけたとばかりに笑みを深め一二度頷き)
(/遅くなってしまいすみません。)
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