猫 2015-03-18 13:55:38 |
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>榊
花見か…、風流だな。
(はらはらと美しくも儚く散る桜を見詰めれば思わず目を細めて舞い散る花弁を掴もうとするかの如く、掌を上へ向けて差し出し。そこへ相手から花見の誘いを受ければ気紛れに其方を横目で流し見て、その際偶然掌に乗った花弁を再度視線を手元へ落とし見詰めればそれを指先でそっと摘まみ上げ。視線を上げて大輪の桜の木を眺めてはたまにはそんなのも良いか、と些か気が緩んでしまい言葉には出さずとも言外に承諾の意を示し。辺りには桜の木が見渡す限り花弁を散らしており、何処へ行こうか、と判断を委ねて相手へ視線を向け微かに首を傾げて見せ)
>鱗蛇
…そんな物は無い。
(桜の舞う中、椅子に腰掛けては快晴の空をぼんやりと見詰め。こう天気の良い日は空の青に桜の桃色がよく映える、そんな風に景色を楽しんでいれば程無くして漸く此方を追って来た相手が隣に座るのを視界の端に捉え。続けて紡がれる呟きが流れるように己の鼓膜を揺らすと青い空に運ばれて来る暖かな風に夏の訪れもそう先の事では無いと思わされ、無言ながらに心中肯定を思い。徐に投げられた問いに未だ其方へ視線を向ける事無く無愛想に言葉を返せば、優しくそよぐような追い風に風が微かに髪を靡かせ、感じ入るように瞼を下ろすと「…季節はいつであっても平等に美しい」入れ替わる四季の中で生活しながら美しくない季節を見た事が無く、その一つ一つに敬意を払うような何処か恭しささえ感じられる声色で呟くように言葉を添え)
(/無礼な態度をそんな風に言って頂けるなんて…ありがとうございます!!では今後も可愛くない対応で参りますね!!粘り強く絡んで頂けるのでしたら嬉しい限りで御座いますっ。また、レス頻度に関しましても此方も決して早いとは言えぬ身です故何卒お気になさらず。主様が仰ってくださった通り、お互いのペースでゆっくり遣り取りして行きましょう!)
>葵
…詰まらんな、人間は。
(見れば示された場所には所々鱗の様な物が見え、それが相手と契約する蛇による物なのであろう事は容易に理解出来。然し己が妖怪として禍々しい容姿を持ち合わせている所為かそれに対して抱く感情は特に無く、意味が分からない、とでも言いたげに眉を寄せ。人間とは自分に無い物を拒絶したがる生き物なのだろうかと相手の話を聞いていれば至極単純に捉えてしまい、ならばそれは大変に損な事をしている様に思え。人間が持っている物等高が知れている、本来自分に無い物こそが美しい物なのだと考える己からすればどんなに愚かしい事であるかは表し様も無く。相手の頬に浮かぶ鱗をじっと見詰めては思わず思ったままの言葉が口を突いて出てしまい)
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