小狐丸 2015-03-15 23:41:39 |
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鶴丸殿…!?
( あれからどれ位経っただろうか。最後に交わした言葉と、彼の無邪気な笑顔だけは鮮明に思い出せる位には遠くない過去の筈だろうとぼうっと茜色の空仰ぎ。こんな事に為ると知って居たなら出来る限りの時間を全て彼に注いで、それから…と悔み始めるとキリが無い程に彼の事を慕い知らずの内に執着してしまっていたのかと思い知らされ。視線空から戻すと同時に視界に入って来たのはもう会うことの叶わないと悟っていた彼の姿であり目を疑うのは当然の事で。夢でも構わないから彼と少しでも言葉を交わす事が、温もりを感じることが出来たならと期待と焦りを胸に其方へと駆け出し )
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