鶴丸国永 2015-03-14 21:44:00 |
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>宗近
…はは、いやずっと見てたらその内出てくるような気がしてな…君を思って面影を探しても月が出てないんじゃあ意味がないよなぁ。
(己が求めてるのは空に浮かぶ星ではなく月、それも夜しか照らしてくれないものじゃなく朝でも昼でも照らしてくれる月ただ一人で。相手が側にいない寂しさを空の月で埋めようにも姿は一向に見えないまま、今宵が新月だと分かっていても星が目に入らない程月を探していて。相手が縁側に腰掛けたことも気付かないまま漸く声をかけられた事で気付き肩をビクリと跳ねらせ、感情のまま何処か寂しさを帯びた表情を笑わせ相手の方を見れば空いた距離に一瞬顔を歪めるもそれを悟られぬようにすぐに顔を空へと戻し、謝ろうと考えてたものは中々口からは出て来ず再度きつく手を握り塞がった傷が再び爪が食い込むことで開き、ピリッとした痛みが走るが気にせず上記を呟いて。指に触れる感触からそれが相手の髪紐だと気付くと、形を確かめるよう指を這わせては照れくさそうに笑い「こ、これはー…そ、そう暑いからだ!…君はそういった言葉がよく似合う、もう少し低く言われたら堪らんだろうな!そうだな、まぁ折れなきゃいいのさ!」頬をつつく手から逃げるよう顔を動かしつつ目を泳がせては今思いつきましたというような雑な言い訳をし、相手の言葉にゾクリと肌を駆ける感覚を誤魔化すように近寄りつつ述べて)
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