鶴丸国永 2015-03-14 21:44:00 |
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鶴
…すまない。…今の俺にお前の側にいる資格はない、暫し…一人にしてくれ
(相手の言葉に寂しさを覚えるもそれすら今の自分には許されず、痛みの強くなった心のことなど気付かないふりをしては。相手の表情が曇るのを見れば己に恋仲の資格はないと悟り、表情を変えぬよう静かに立ち上がっては貧血で視界が眩むのも気にせずに障子に手をかけて。手籠を外してしまえば相手の髪をさらりと撫でて「座ったまま寝るのは辛かったろう、添い寝をしてくれてもよかったのだがな。まったく…最悪の場合は考えなかったのか?」視線を外した相手をからかうように述べては苦笑交じりの溜息を吐きながら自身の後頭部、髪紐の結び目に手をかけて)
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