現代妖怪物語絵巻【3L/指定有】

【一年教室→昇降口】
>沙世

何だよ、ｻﾎﾞる気満々じゃねぇか。(少し驚いて彼女の顔を見入るが、直ぐに視線を前に戻して呆れた様に呟き。只でさえ入学初日から先輩に呼び出されそれにも関わらず無傷で生還、更には今日の全日程を途中で切り上げｻﾎﾞろうとしている自分と一緒に行動していれば、目立つも何も有ったものじゃ無い。そうは思いつつも其れを敢えて其れを口には出さず昇降口へと向かい。)！……おい、あれ……。(靴を履き替え昇降口から出ようとした所でふと「ある出来事」が目に入り、反射的に彼女の腕を引いて二人で物影に身を隠して、顎をしゃくって彼女にもその方向に注目するように促し。その方向には、とある少女が他人の傷を不思議な力で癒している場面。更には件の松原家の嫡男の姿まで見え。)


(遅くなって申し訳ありません。いえいえ、寧ろ背後の無茶振りに着いてきて有り難うございます。↑の感じで平野様の能力を目撃した、という体にしてみました。)