>如月 ああ、それでいい。 (ふ、と微かな笑みを口元に浮かべて。素直のすの字もないし可愛げ等一切感じさせない相手だが、それでも見知らぬ野郎に手を出されたとなれば気に入らない。……自分とて手を上げた事などないのに。そう思えばこそ、殊更に募る憤りに僅か目を細めて「待たん。……ほら、終わったぞ。まだ痛むだろうが着替えちまえ。」と部屋着を投げつけ、夕飯の支度を始め)