（　＊　マイナージャンル募集板　）

スペース失礼します。
NO.6の、紫苑とネズミ
どちらかでお相手して頂ける方を募集します。

小説を読み返してしまったもので。
ふと、彼らの未来を想像し、どなたかと一緒に紡いでみたくなりました。
①Beyondのその後
②西ブロック地下室での日々
③NO.6崩壊後共存IF

のどれかの設定(①がやってみたいのですが、難しそうでしたら他でも。)

ロルの長さ、頻度はあまり気にしません。
まったりゆっくり、お話できたらいいなと思っています。
ですが、私が長めのロルを回すタイプなので豆、短ロルの方とはあまり合わないかも知れません。

以下、ロル見本の様なものです。
(しとしとと、薄い雨が降っている。
あの日とは比べるまでもないものだ。
けれど。雨は、風は、必ずと言っていい程、彼の記憶を連れてくる。
あの台風の日。ただ一人おれを救い上げてくれた、天然で無知、それでいて変わり者の、純粋培養のお坊ちゃん。

〝人は変わる。変わらなければ、破滅する〟

馬に乗り、走り去った男の言葉を思い出し、震える。
矯正施設の一件で垣間見た紫苑の変質に、おれは｢紫苑のままでいてくれ｣と望んだ。
そう、信じている。信じたい。
彼はおれがお婆との約束を破り、唯一信じた人なのだ。

噤んでいた口は雨に紛れて彼の名を呼ぶ。
その音は、小さな雨音に掻き消え、どうしようもない不安を連れてくる。)

……紫苑。

(どうか、変わらぬ彼であってくれ、と。
ネズミは来た方向に向かって密かに祈った。)