吟遊詩人 2015-02-21 13:57:39 |
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その頃、雄介と竜也が居る東京では予想だにしない災害が沖縄で起きていた。
震度5という大きな地震、すぐに全国ネットのニュースで話題となっていた。東京上空に現れた雨雲の様な黒い雲、それは日本全土を覆い隠していた。
一方雄介と竜也は何も知らずに昼食を摂っていた。
雄介は母親が拵えた歳よりも幼げな印象を与える子供の好物ばかりを集めた様な弁当、竜也は今日は弁当では無く購買で買った焼きそばパンとメロンパン。
雄介が鶏の唐揚げを口に入れた途端、隣の席で食事をしている竜也のクラスメイト二人が何やら話すのが耳に入った。
「沖縄で地震あったんだってよ」
「マジか、こないだ秋田の方揺れなかったっけ?」
一人が携帯でニュースを見ていたのかもう一人に話すと思い出した様に首を傾げる、確かに最近各地で大小様々な地震が起きていた。雄介は少し心配ながらも此処は大丈夫という確証のない安心感を抱き一つ頷いた、竜也は聞いてもいなかったのか焼きそばパンにかぶり付いていた。
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