(小説)　シェアハウス 良介(過去篇)

「良にぃー朝だよ～」　　
俺は起こされた。俺が住んでるのはシェアハウス。小さい頃、親の暴言、暴力、などで家出したが、母親が見つけては殴られたこともあった。いつしか俺だけを放置し家族は去った。勿論妹も・・・・
「おぅ今起きる・・・はぁまた頭痛かよ」
過去のことが夢に出てきては毎朝頭痛がするのだ。
「おはよっす」
みんなに挨拶をし冷蔵庫をあけ、手作りのジュースと頭痛薬を飲み席についた。するとここの主である泉美由紀さんが声をかけてきた
「最近多いね頭痛」
少し不安そうに訪ねてきては
「良介！たまには学校休んだらどうよ？」
心配してくれたのは、篠崎綾野。がんばりやと姉系の人だ
「今日休むつもりでいるんだけど38℃の熱があったし」
良介は体をふらふらさせながら階段上がろうとしたが、階段の前で倒れた。

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