社長 2015-01-27 17:18:54 |
|
通報 |
>>緑原さん
……。
( 彼の言葉に、思わず自分の方が言葉をなくしてしまう。澄んだ空の色の瞳は驚いたように見開かれたまま彼の方を見つめたまま動かない。この人はこんなに恵まれた顔立ちを持っていながら自信が無いの?正気?とでも言ったように。「 ……緑原さん、この後お時間あるでしょうか。 」ぽつり、と呟いたかのようにこぼれた言葉は自分が思っていたよりも冷静な声色で、それから相も変わらず表情は変わらないものの心做しか口元はきゅ、と一文字に結ばれていて。 )
>>湯端さん
あ、あのっ……!!
……もう、だめ、すとっぷ。……です。
( 彼の形の良い唇から紡がれるアドバイスに最初はふむふむと真剣に聞いていたものの、その後に来る真っ直ぐな、誰が聞いても照れてしまうような褒め言葉。碧唯も最初はいつものようにスン、としていたものの段々とそのポーカーフェイスも崩れ頬はみるみる真っ赤に染まり。彼の口元に両の人差し指で作ったバツ印を持ってくれば、ぽつりと上記を一言。白魚のような指も震え、声も震えているので全く怖くは無いのだが。「ぁ、……ありがとうございます……!」ぱあ、と彼の〝ドライブ〟という言葉に親しい人にしか分からないような微差ではあるが表情を輝かせてはまるで子犬がしっぽを振っているようで。 )
| トピック検索 |