木兎さん…此処で待って居ます。《 兎赤 BL 》

んー、ちょっとだけ

( 相手の問い掛けに こくん、と控え目に頷き。相手の呟き聞こえてしまったのか眉を寄せると「俺は可愛くねーからな」と相手の言葉に重ねるように前記。相手か今度は何倍も愛してるなどと言ってくるなり む、として「いーや、俺の方が愛してる！」と訳の解らない意地を張り。 )

甘えても良いですよ、木兎さん。

( 控え目の行動が何処か相手らしく無い何て思って仕舞えば上記を述べ、相手が可愛さを出している表情を頭に過ぎらせるが「じゃあ、何なんですか。ブスなんですか」何てからかう様な冗談を一つ、相手の頬を両手で抓り乍「証拠は？」と尋ねたり。)

ありがとーっ、

( 相手の優しさが嬉しいのか へらりと柔らかな笑顔を浮かばせ。すりすりと相手に頬擦り寄せてみたり。相手のからかうような冗談にギョッとすれば「ぶ、ぶすじゃない、多分！」と少々悩んだ末に前記。むむ、と僅かに眉を寄せる何かいい案思い付いたのか頬を摘まむ相手の両手掴むなり控え目にだが相手の頬に口づけ落として。 )

あ、その分俺にも甘えさせてくださいよ

( ポンポンッと片手で相手の頭を優しく撫でてあげれば自分も甘えたい事を伝える様に上記を述べてみて、悩む処なのかな。何て不思議に思いからかうのが面白いのか「多分って事は普通って事ですか」そう前記述べ終わりフッと鼻で笑って、口付けされピクッと少し反応するが平常心を取り戻し「木兎さんって本当に馬鹿ですね」何て言い残し相手の胸倉掴めば思い切り引き寄せ強引に唇に口付けをし其の儘相手の下唇も噛み )

勿論。俺だけなのはズルいからな。

( 優しく頭撫でられるの気持ちが良いのか琥珀色の瞳細めつつ相手が述べた言葉に対して上記を穏やかな口調で伝え。普通なのかと相手に問われると「うん、そう、フツー！」等とひどく元気に返事を返してみたり。相手に馬鹿だと言われては反論試みようと思っていたものの急に引き寄せられ口づけされ目を見開いたと同時に下唇噛まれると我に返ったらしい。相手が先に仕掛けたのだからと自身に言い訳すると相手の唇ベロッと舌で舐めて。 )

…そうですね

( 又相手の優しさに気付くとほんのり頬を赤く染め、理解してくれたのが素直に嬉しかったのか相手の髪の毛を両手で包み込みワシャワシャッと乱し照れ隠しかの様な行動をしてみせて、もういいや。と少々呆れた様子で「普通が一番ですよねー」何て感情一つ入れず棒読みで前記述べてみる、唇を舐められ中々慣れておらず此方から仕掛けて来たのに直ぐ耳迄真っ赤に成り始めたらギュッと相手の洋服を力強く握り締め負けじと複数回口付けを繰り返し、吐息を漏らし乍 )

ちょ、髪の毛！

( 髪の毛乱されてしまえば折角セットしてたのにー、何て拗ねたような口振りで上記を述べるが相手の頬僅かに赤みが指しているの解り。あ、照れ隠しかと気付いてしまえば ふふん、と何処か得意気に笑い。棒読みで言葉発する相手にそう思ってないと丸解りだと言いたげな視線をして「 自分のこと可愛いとか格好いいとか思ってたらナルシスト扱いされそうじゃんかー 」何て反論のつもりで。相手に服強く握られる。口づけ繰り返されるたびに相手の耳赤いの視界に入ると一瞬だけ笑みを溢し。一通り相手の唇甘味し終わればぷはっと口離すと「あかーし、可愛い」と。 )

…何笑ってんですか

( 無意識なのか相手に言われる迄やって仕舞い相手が声を掛けて来たので頭の方に目を向ける髪の毛は乱れており咄嗟に直してあげ様とするが笑い声が耳に入り上記を述べたら先程より酷く髪の毛をぐちゃぐちゃにして、其の視線に気が付けばチラッと相手の方を見詰め反論しているのかな。そう思えば「そうですけど、口に出さなければ良いんじゃないんですか？」何て此方も言い返すかの様に、可愛い何て言われれば何故かイラッとして「埋まって下さい」そう声のトーンを下げ服を強く握り締め乍前記 )

ちょいちょい、髪の毛！

( 髪の毛更にぐしゃぐしゃにされてしまえば僅かに眉を寄せながら文句を相手に垂れて相手の問い掛けに対して「だって、さっきの照れ隠しじゃんー？」等と此方も問い返し。相手の言葉に むー、と少し考えるような素振りを見せ「あ、なるほど、」と妙に納得してしまい。相手の低いトーンのその言葉に肩を揺らしては「やだ！」と。 )

うっさいです、この変態

( 相手の問い掛けが図星だったのか何も反論出来ずに生意気な上記を述べてみれば手を離したかと思うと其の儘相手の頬へと移動しむにゅっと両手で両頬を挟み乍、納得した事に少々驚けば「単純」何てボソッと小さく呟き、「じゃあ、埋めてあげましょうか？ねぇ、木兎さん」そう睨んでいる眼で前記を述べると自分の手と手を重ねゴキゴキと不可解な音を鳴らして )

へ、変態…？！

( いきなりのその言葉に明らかにショック受けていれば大きく目を見開いて頬を挟まれては むぐぐ、などと小さく唸り。相手の呟き上手く聞き取れなかったのか「んー？」と少し左に小さく首を傾げて。相手の手からなる音にビャッと小さな悲鳴をあげ、何処か青ざめたような顔で「あ、あ、赤葦？ … え、何、怒ってんの？！ 」と相手から離れようと後ずさりを始め。 )

俺が此処で全裸になったら木兎さんどうなります？

( 相手がショックを受けている事を気にせず無表情の儘上記を尋ねると両頬を挟んでいる手で摘んだり伸ばしたり人の頬で遊び始め、此れを言ったらまた面倒な事になるだろうと思えば「何でもないです」そう言って、目が笑っていない様な笑顔を見せたら「埋めましょうかって聞いてるんですけど」と後退りする相手の事を壁まで追い詰め )

な、何その質問……。うーん、そりゃ最初は驚くかなぁ。

( 相手のその問いに何やら真剣な表情浮かばせたままうーんと小さく声を再度漏らし上記を述べ。ひたすらに頬を弄られるとむぐ、と小さく声を発しながら眉を寄せ「ほんとに？なんでもない？」等と聞いて。目の笑ってない相手に うおおぉ、と何度も焦ったように視線をうろうろ。壁に追い込まれては「だ、だから、嫌だって……！」とひぇえ、などと悲鳴をあげ。 )

へぇ、……

( 疑う様に横目で相手の事を見ると嘘だろうな。何て内心思い込み、頬が余りにも柔らかく気持ち良くなれば其の感触に嵌っているのか遊んでいる手を止めずに居て、相手のしつこさが鬱陶しくなれば「そんな大した事じゃないですから」と前記を述べてみたり、視線が合っておらず大分焦っている事に気が付くのだが「辞めて欲しい時の言い方習いませんでしたか？」何て変わらぬ表情で前記述べると相手の片腕を片手でギュッと掴み、其の手の力を段々強くしていき )

あっ、その顔信じてねーな！？

( 明らかに疑っているその表情に目敏く気が付けば不機嫌そうな声音で言葉を放ち。相手がこれほどまでに人の頬に触るのかと面食らってしまえば暫く好きにさせておくか、なんて心境になり、相手の言葉に対しても「それなら良いけどさ」と付け足す言葉柔らかな物腰で述べ。腕掴む力強くなれば僅かに表情歪めつつ「 え、え、…… や、辞めて下さい……？ 」と焦りと困惑の感情混ざり今にも泣き出しそうな顔一瞬見せて。 )

え、信じてますけど。

( 不機嫌な彼は面倒になる事を理解出来ているので嘘を吐く様になって仕舞うが上記を述べ相手の反応を見て見たり、相手の頬の感触がすっかり嵌ったのか夢中になって「木兎さんの頬好きです」何て素直に伝えてみたり、泣くまで続けよう。そう悪質な事を考え出し「聞こえませーん」と何処かで変なスイッチが入ったかの様になって此の感情は抑えられず )

嘘だろっ、お前なんかさっきの顔信じてないときの顔だった！

( ぷんぷんという効果音付きそうなほどに不機嫌な口調で言葉を吐くが相手に頬が好きだ何だと言われるなり へへっと何故か照れながら「ありがとなー」等と述べ。何故か自分に意地悪ばかりしてくる相手に意地悪されるようなことしただろうかと思案をするが思い付かず「 だ、だから辞めて下さい……って 」とグスグス鼻啜りながら、 )

…木兎さん、ごめんなさい

( 不機嫌な声を聴くと咄嗟に上目遣いで目を潤し乍見詰め猫をかぶるかの様な声で上記を述べ、照れる相手を見ればギュウッと急に強く抱き締め胸元に顔を埋めてみたり、そろそろ泣き出すかと思うと普段通りの表情になりニコッと笑みを浮かべたら「木兎さんの方が可愛いっていう言葉似合ってますからね」そう前記を伝えて相手から離れ )

う、うぐ、

( 相手の表情に目を見開くなり何に対して不機嫌だったのか忘れ言葉失えば唸るような声だけを発し。いきなり相手に抱き締められるとびくりと大きく肩を揺らしながら目線を白黒させ。急に自分を責め立てていた声ではなく普段のトーンに変わると目元擦りながら「 いやっ、俺は可愛くない、し 」と戸惑いの滲んだ声と表情浮かべつつ自身から離れてく相手を見。)

木兎さん…？

( 上目遣いになれば目をトロンとさせ相手を誘っているかの様な甘い声で相手の名を呼び、へへッと笑った笑顔を思い出せば其の笑顔が可愛すぎたのか「殴りたい」何てボソッと、その場を離れればソファへ座り「取り敢えず認めて下さい」何て目だけ相手を見乍 )