* 2015-01-23 07:24:46 |
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時は現代。
利便性を求め日々進化する反面、澱みは増え、澱みを餌とする妖が増えた。
澱みとは妬み、恨み、といった負の感情の事。
其の中でも首都·トウキョウは澱みが酷く、妖も沢山蔓延っている。
月読神社の37代目当主の巫女ですら祓い切れない程の妖。
困り果てた巫女はとある男性達に声を掛けた。
壬生狼の御霊と意思を継ぐ者達に。
又、共学の学校に通う少女、○○は昔から妖や幽霊が見えていた。
見えても巫女の血筋ではない娘には祓う事は難しく。
そんな時、事件は起こった。
少女を狙い、三つ目の巨大な芋虫の様な妖が現れたのである。
逃げ惑う少女は何とか月読神社に逃げ込み助かったものの、
其処の巫女から聞かされたのは衝撃の真実。
“貴方様は遥か昔、妖の世を治める王だった。幾度か転生し、人として此の世に生まれ落ちた..、でも、体質迄は変わっていないのです。王の血肉には不老長寿になれる、という言い伝えが御座います。”
妖から狙われる様になってしまった少女と巫女、守護者達のお話。
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