__どうも、お邪魔します。( 中からの応答を待ち乍どんな人物なんだろうと、思考を巡らせ。開かれた扉と共に視界に写った人物に軽く頭を下げて。女の子、否、男の子だろうか。その整った綺麗な顔立ちに不覚にも目線を逸らしてしまいそうになる。「初めまして、ね。私はサクラ カエデって言うの。一応女ね。」中に入るなり軽い自己紹介をすれば相手との距離を保ったままその場に立ちすくみ。)