そうか…お…いや、何でもない。( 心底嬉しそうに笑顔浮かべる相手に対して無表情ながらも此方も嬉しく思っていて、『 俺もだ 』と言おうとしたが、勿論恥ずかしくてそんな事は言えず。校門の近くで帰宅中の部活動生に注目を浴びる中、実は気にしている相手の内心を察しては自分も目立つのは嫌なので、一言小さく告げながら裏門へと向かって )…裏門から帰るぞ。