( 近くだからと傘を持たず出掛けた為に案の定濡れて帰ってきては軽く雫を払うよう手を揺らながらリビングへ足を踏み入れ。バレンタイン以降、また彼と会えない間があったが今日と明日はやっと時間に余裕が出来た。一先ず着替えを済ませば冷えた体を温めようと作ったココアを一口。買ってきた手土産と一緒に彼が来るまで待つつもりで )