xxx 2014-12-29 00:12:16 |
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>露木
( 男子生徒とはぐれた挙句、スマホを忘れたなどと聞けば“本当に此奴は…”なんて零したくなったが浴衣の事を褒められては照れ臭さから目線を逸らして。
“お前も良く似合ってる”なんて気の利いた事を言えれば良いのだが口下手な自分の性格上その言葉は口から出る事は無く心に留まっていて。
青年達の元へ戻る様に促されるも相手を一人放って置ける筈も無く何か言おうとするも“磯貝とは祭りが終わってから会えれば良い”との言葉にこの後も二人で過ごすのだろうかと解釈してはどことなく悔しさに塗れ不機嫌な表情が漏れてしまい。
顔を横に向けたまま相手の言葉が止まるのに気付き改めて視線を交じわせば掴まれた肩と共に胸の鼓動が煩く騒ぐのを感じて。
伸ばされた手に僅かに身構え目を細めるも頬に軽い衝撃を感じては呆気に取られた表情で相手を見詰め。
羽音と共に蚊の存在に気付かされては期待したみたいじゃないか、と羞恥が込み上げ髪をグシャリと掴んでは再び頬に手を伸ばす相手の手首を掴み。
「 あー……………くそ、馬鹿みてぇ 」
( 僅かに赤くなった表情を隠すべくがっくしと下を向いては花火が打ち上がる音に気付きそちらを向いて。
手首を掴んだままな事もすっかり忘れ暫く立派に打ち上がる花火を見ていては向こうからこちらを呼ぶ声に気付き。
こちらに向かって来てるのはどうやら相手を探してた男子生徒の様で慌てて相手の手を離せば「 …行けば 」と小さく言って。
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