xxx 2014-12-29 00:12:16 |
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>露木
( 祭り当日、慣れない浴衣ではしゃぐ青年と共に屋台を見回ってた所兄とも見事に合流し適当に空いた席に腰を下ろして。
花火まではまだまだ時間があり、かき氷を頬張る青年を尻目に携帯を取り出してはやはり当たり前か相手からの連絡は無く。
溜息を付きそうになるのを寸の所で抑えては向こうから浴衣姿の女子達の黄色い声が聞こえて来て。
「 うるせ…、何、こんな所に有名人でも来てんの 」
『 すごいね-…サインでも貰って来よっかな 』
( ケタケタと笑う青年に軽く笑いそちらに目を向けた所、女子達の間から一瞬相手が見えた様な気がしたが気の所為だと自分に言い聞かせ視線を逸らして。
( 暫く屋台を見回った後、兄や青年達が声を掛けられるのを尻目にそっと輪を抜けては少し外れた場所にて煙草に火を着けて居て。
煙を吐き出し満月を見上げてた所、丘の上でのこの場所に来たのは初めてなのに何故か懐かしく感じ。
その刹那、僅かに先に相手の姿が見え暫く様子を伺ってた物の何故か男子生徒の姿は無く。
数人の女子達に“ 一緒に回りませんか ”と誘われてる様子の相手を見てる内に放って置けずそちらへと小走りで向かってはさも一緒に来たかの様に「 お前何はぐれてんの?? 」なんて声を掛けて。
それとなく女子達を追い払っては急いで来たからか僅かに乱れた浴衣を直し、凛とした相手の浴衣姿に見惚れるもパッと視線を流して。
「 お前一人で居たら普通に考えて絡まれんだろ、…あいつ( 男子生徒 )は?? 」
( 無愛想に問い掛け相手の顔を見れないままに辺りを軽く見回しては小さな溜息を漏らして。
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