xxx 2014-12-29 00:12:16 |
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>桐崎
(勢いよく起き上がり自分と距離を取る少年(相手)。その少し挙動不審な態度が相手の仕草にそっくりで更に疑惑が深まりネックレスを手にポツリポツリと言葉を紡ぐ少年(相手)をじっと見詰める。
_相手、なのだろうか。しかし能力者の槙島は韓国に行ってるはず…。
何処か浮かない表情の少年(相手)に視線を落としては相手の姿が重なって胸が痛むも何故か相手か確かめるより問いに答えたほうがいい気がしてゆっくり口を開き。
「他の男が良いはずないよ。ペアリングもピアスもストラップも全部取ってあるんだ。…彼奴じゃないと身体が震えるし…」
(子供相手に何言ってるんだろうとネックレスがしまわれる小さなポケットに視線をやっては相手と過ごしてきた日々が脳裏を過り息を詰まらせて。
「…、彼奴は…本当に俺が他の男とどうにかなって嫌なんて思うかな。…重たい奴から解放されて良かったって思ってるかもしれない」
(相手が支配人や従業員の悪巧みとはいえ自分が他の男と一緒にいる写真を送られ苦しんでいるなんて未だに知らず、ただ自分が相手を束縛して傷付けたばかりに嫌われたのだと落ち込んでは唇を噛み締め。
が、本音を零しすぎたと我に返っては慌てて笑顔を取り繕い相手の髪をぽふりと撫で。
「なんて、ちょっと話し過ぎたかな。このこと繿には内緒ね。これ以上重たいって思われたくないし」
(態と明るく述べるもふと先程の傷跡やピアスホールのことを思い出しては真面目な表情をして「とか言って君が繿だったりしてね」と紅い瞳をジトリと見詰め耳に掛かる髪を撫で上げて。
「その年でピアス開けるなんて珍しいよね」
(ジッと相手から視線を外さず耳朶を軽く触れる程度に摘んではその手をそっと首筋の傷痕に通わせ様子を窺うも、相手だったとしてどうするんだと自分から吹っ掛けたくせに怖気づき「なんてね。冗談だよ。君がいやに大人っぽいからからかっただけ」とはぐらかして。
それでも目の前の少年は見ればみるほど相手そっくりで抑えが利かなくなってはその小さな体をぎゅっと抱き締め、馬鹿で惨めになるだけだと分かっていながら相手のぬくもりを求めて。
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