xxx 2014-12-29 00:12:16 |
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>桐崎
(バイト終わり早速相手のバイト先に行こうと足を向けながら留守電を聞いてはその内容にピタリと足を止める。
素直に聞ければよかったがその言葉を濁すような物言いに嫌な予感がして。
もしかして携帯を盗み見たのがバレて怒っているのか、それとも迎えに来られては暑苦しくて迷惑なのか、いろんな不安が過るがあの新人とのメッセージのやりとりが浮かんでは疚しいことがあるのではと疑い始め。
“遅くなって待つ”そんなのどおってことないと相手の事情も知らずに不安ばかりが先走っては来なくていいと言われたのにも関わらず相手のバイト先に向かってしまい。
そして店の向かい側の道路から裏口へと周ろうとしたところタクシーが見え何気なくそちらに目を向けては、相手が女を支えながらタクシーに乗り込ませる姿が目に止まり愕然とする。
相手がタクシーに一緒に乗ったかも確認しないままその場を離れてはフラフラと近くの公園のベンチに座り込むと、自分の姿が見えていたのかすぐに男子生徒が駆けつけて来て。
『先輩、…桐崎、迎えに来たんじゃないっすか?』
「…いや、そうなんだけど…」
(そう言って浮かぶのは先程の光景。確か酔った女は相手の服を羽織っていて、相手の首元にはネックレスがないように見えた。
こんな時ばかり目が利く…と溜息を吐いては不安を取り払うようにベンチに背もたれ空を仰いで。
「…俺って早とちりなんだよ。特に彼奴の事になるとまともな考えが出来なくなる」
『…………』
「さっきのもきっと彼奴の親切だ。……俺、彼奴のそういう優しい所が好きで…人に冷たくする彼奴なんて見たくない筈なのに、俺以外の奴に優しくしてるの見ると胸が痛くなる…」
『…あの…』
「最低だよな。…勝手に疑って…」
『…………』
「悪い、変な話聞かせたな。…態々声掛けてくれてありがと。バイトお疲れ。気をつけて帰れよ」
(どこか力なく微笑み男子生徒の肩をポンポンと叩いてはその場を後にしては相手の寮へと向かい合鍵を使って中へと入る。
相手の姿はまだなく身勝手に落胆にしては相手のベッドに寝そべって。
女と何もなければすぐに帰ってくる筈…と相手にだって色々事情があるだろうに結局疑ってしまってる自分に嫌気が差しつつペアリングを見詰め相手の帰りを待って。
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