xxx 2014-12-29 00:12:16 |
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>桐崎
(分かれ道、相手の背中が見えなくなるまで見詰めては出来れば相手と一緒にいたかったとため息を吐き時計台に向かうと既に来ていた男子学生にブンブンと手を振られ。
何をするかと思えば特別なことはなく服屋などを見て回るだけ。
途中相手に似合いそうなシャツを見つけてはそちらに向かい、相手と少ししか背丈が変わらない男子生徒の肩に服をあてがってサイズを確かめさせて貰うと迷わず購入して。
『先輩、それ桐崎にっすか?』
「…ああ。バイトで使って貰おうかと思って」
『バイトってホストっすよね?だったらもっと良いシャツにしないと低く見られますよ?』
「…良いんだよ。あんまり高く見られると変な客も多くなるし。って、何で彼奴のバイトのこと知ってるんだよ」
『あ、え、嫌。違うっすよ。…たまたまそこのホストの経営者と知り合いでちょっと前から桐崎誘うみたいな話聞いてたから……、ストーカーとかそんなんでは…』
「………」
『…あ、で。そのシャツ。ほんとやめた方が良いっす。低く見られればそれだけ収入に影響してきますし』
「……じゃあいいよ。あんたにやる」
(どこか投げやりにシャツの入った袋を男子生徒に押し付けてはへそを曲げた子供のように別の店へと足を向ける。
男子生徒の言葉が気遣いなのか嫉妬なのかは不明だが今は水をさされた気分で、ただ所有の証を形として示したかっただけなのにと気落ちしつつその後も相手のことばかり考えて。
(一方相手のバイト先、相手がキャッチした女達を上手く誘導してサイドメニュー等を注文させるころ、店に二人の女性が来店し迷わず相手を指名しては奥の席に座って。
内一人の女、その人物はあのホステス希久で相手がくるなり綺麗な口元に微笑みを浮かべ『座って座って』と手招きしてもう一人の女との間に相手を座らせて。
『久しぶり。この前はありがとう。優希君だっけ?あの子があの後しっかりストーカーを追い払ってくれて。…繿にも本当に助けられたわ』
(ふわりと微笑んでは、今ここの近くのホステスに移動になったことを告げて此処の経営者に相手がいると聞いて此処に来たと続け。
『でね。その…またお願いがあるんだけど。……実はこの子新人でこーいう仕事初めてなのよ。でもすっごく気が小さくていい子だから男慣れしてなくて髪に触られるだけでも緊張しちゃって…。正直仕事にならないから慣れるまでの間、繿の客として話し相手になって欲しいの。他の男だと信用出来なくて…。勿論お礼はするわ』
(頭を下げるホステスの隣で新人が慌てて頭を下げるも至極おどおどした様子で『す、すみません…。私みたいな人間がこんな仕事場違いなのわかってるんです。で、でも…』と涙ぐみハラハラ泣き始め。
その新人、身長149㎝と小柄のため子供のようで、それを宥めるホステスが“放おっておけなくて”と相手の方を見て肩を竦め申し訳無さそうにし。
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