xxx 2014-12-29 00:12:16 |
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>桐崎
(相手の無事を祈りながら舞台袖にいると突如呼び出され何事かと来てみれば男から交渉を持ちかけられ始めは断ろうとするも権力を見せつけられては逆らえば面倒事になりそうだと眉を寄せ。
「情報と…彼奴には一切誰の手もかからないよう保証してくれるのか?」
『ああ勿論だとも』
「………」
(馴れ馴れしく触れてくる男を無視して舞台に目をやっては何処か辛そうにする相手に『もっと芸を見せろ!』『それだけしかできんのか』と揶揄を飛ばして石を投げようとする客が目に移っては「……今すぐ見世物をやめさせてくれ」と男の提案を承諾する言葉を低く呟いて。
__本当は爛とたとえ誰かを守るためであっても安易に身を売るような真似をしないと約束していたため心浮かばれなかったが今は仕方ないことなのだと言い聞かせては、舞台から戻ってきた相手に何食わぬ顔で振るまい「よく頑張ったな、有難う」と肩を叩いて。
(その後、相手を孤児荘に帰してやりたかったが兄もアカも仕事で折り合いが付かず相手を一人で帰す訳にもいかないため渋々食事に付き合ってもらうことしては「悪いな。仕事の付き合いなんだ」と嘘を吐いて、男と共に食事所へ向かい。
(訪れたのは食事処というより高級宿屋で通された部屋は畳に絹が織り込まれ、壁や襖は有名な絵師の絵が描かれ金粉が散らされていて。
勿論出された料理や酒は滅多にお目にかかれないものばかりで。
『好きなだけ食べるが良い』
「……情報は?」
『ああ、情報ならお前さんの仲間か?至極柄の悪い男に渡しておいたぞ』
(すぐにそれが相手の父だと分かれば安堵の息を漏らし隣に座る相手に目を向ければ「今夜には戻れるかもな」と優しく微笑み箸を取るように促して。
自分は男の機嫌をとるために男の隣にいきお酌をして極力笑顔で振る舞って。
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