xxx 2014-12-29 00:12:16 |
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>桐崎
(どこか辛そうな相手を心配しながら見世物屋に訪れてはやはり暴行を強要され男の悪どさに奥歯を噛み締めては、相手を傷付けるわけにはいかないと男の前に立ちはだかって。
「暴力はなしだ」
『ほう、ではどうするというんだ』
(意地悪く笑みを浮かべる男を睨み付けつつ相手に知られないよう紙に交渉金となる金額を書いて渡すも一度目は首を横に振られ数度それを繰り返したあと漸く首を縦に振られて。
『いいだろう。売上金も全て此方がもつ。それでいいんだな?』
「ああ…。此奴を傷付けず情報さえ貰えれば」
(小さく頷いては相手を置いて奥の部屋に行き前金を男に渡したあと契約書に指印を押させて交渉を成立させると相手の元へ戻り。
『随分、ご主人様に大事にされてるんだな。…金の掛かる化け犬だ』
(そう言って相手を愚弄し乱暴に鎖を引く男の腕を掴んでは殺気に満ちた冷たい瞳で男を睨み付けては死角で刀の持ち手に手をかけカチャリと音を鳴らして。
『…っ、落ち着けって。冗談だろ。……たく、血の気の多いやつは此れだから…』
(ブツブツ言いながら相手の鎖から手を離し『ほら、さっさと自分の足で客の前に行け』と乱暴に吐き捨てては奥の部屋へと行ってしまい、其れを鋭く睨みつけたあとフッと穏やかな目に戻っては相手の前にしゃがみ首にきつく締められた首輪を緩めてやり。
「本当は客の前にも出したくないんだが……、」
(眉を下げ微笑んでは相手の髪を撫でて額を合わせ「無理はするな」と小さく、それでいて強く述べては相手から少し離れて。
舞台の向こうからは『早くせんか!』『待ちくたびれたぞ』と下衆な客達の苛立った声が聞こえてきて。
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