xxx 2014-12-29 00:12:16 |
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>桐崎
(父の言葉を遮る相手の凛然とした振る舞いに子供に見えていた相手が急に大人に見えては見惚れてしまうも、父の『…相変わらずいけすかねぇ野郎だな』と見世物を容認する言葉にピクリと反応して。
「此奴はまだ十八です。危険な真似はさせられません」
『うるせぇな。本人がやるって言ってんだ。やらせておけばいいだろ』
「お義父さん!!」
『手前がそんなでどーすんだよ』
(父の言葉にハッとなっては目を伏せて少しの躊躇いの後「明日、その者の元へ俺も一緒に向かいます」と静かに告げ、少し話したあと父を見送っては相手がいる部屋に戻り隣に座って。
「…あんたはいつの時代も無茶をするな」
(困ったように笑い相手の前髪をクシャクシャと撫でては「あの人(爛の父)だけじゃない。俺もあんたを守るから」と不安を伝染させぬよう穏やかに微笑み。
その時不意に先程相手に言われたことを思い出しては恥ずかしげに目を逸して。
「あ、あんたは爛より…素直なんだな。……彼奴は中々口で“愛してる”とは言ってくれないから……嬉しかった」
(照れたように述べては相手に視線を戻し「露木も…あんたを愛してるはずだ。……俺は四六時中爛の事を考えているが…露木も同じ、だと思う」とほぼ確信に近かったが語尾を濁しては誤魔化すように立ち上がり「…良ければ子供達の勉学を手伝ってくれ」と頼みスタスタと学び舎に向かって。
(そして時が過ぎ翌日昼下がり、名目上相手の補佐役として付き添い男の拠点へと訪れては奥の薄暗い部屋に通される。
程なくしていかにも怪しげな格好をした男が訪れては相手を見るなり口元に不気味な笑みを浮かべズイッと相手に顔を近付けて。
『噂通りの美しい身形だな。…まずは品定めからだ。能力を見せてみよ』
「…情報は?」
『そう焦るな。全て終わればちゃんと渡してやる』
「……どうか、身体に負担が掛かることは避けて頂きたく」
『それは客次第だな』
(フッと嘲笑を浮かべる男に睨みたくなるのを堪え相手に「無理はするなよ」と耳打ちして自分は部屋の隅にいき男が相手を吟味する様子を注視して。
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