xxx 2014-12-29 00:12:16 |
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>桐崎
(相手の身のこなしの軽さのおかげで早々に宿屋を抜け出すことが出来ては、走りながら強く握られる手をそっと握り返し相手の呟きを擽ったいような切ないような複雑な気持ちで聞いていて。
(相手の自室、迷惑を掛けたことを謝りながら御茶を差し出すもその際に指が触れ合っては先程手を握っていたのに敏感に反応してしまい「わ、悪い…」と目を逸らして。
押入れの中での相手のぬくもり、唇の感触、吐息までもが鮮明に脳内に浮かんでは羞恥が湧くも平静を装い「さっきは…悪かったな。あんたには露木がいるのに。……あー、おれもこのこと爛にばれたら何か言われそだな」と苦笑を漏らし御茶を啜って。
「で……、俺の言いつけは守ってるのか?“素直になれ”ってやつ。人の恋路をとやかく言いたくはないが…あんたは“他人”とは思えないから。その……露木と上手く言って欲しいんだ」
(まるで自分のことを言っているようで少し照れたように視線を横に流してはふと爛の煙管が目にとまり煙管なしで大丈夫だろうかと心配になって「彼奴…苛つくとすぐに吸うからな…」と眉を下げて呟いて。
一人沈んでしまうもハッとなっては相手に向き直り疲れただろうから寝るように促して「帰る方法はきっとあるはずだ」と励まして髪を撫で。
丁度その時、襖が開かれては変装を解いた兄が飛び込んできていつもごとく抱き付かれ。
『菊酷いよ。なんで宴会に戻ってきてくれなかったのさ。言い訳するの大変だったんだからね』
「あ…、忘れてた。……悪い、少し問題があってな。成り行きだ」
『酷いなぁ、もう。…じゃ、罰として接吻ね』
「…出来るわけないだろ。…此奴の前でそういうお巫山戯はやめろ」
『いやでも爛がいないこの時だからこそさ』
(ニコニコと訳の分からないことを述べる兄に眉を寄せつつ絡みついてくる腕を解くも、相当呑まされたのかいつもよりしつこく絡まれ始めは抵抗するものの、脇の下や腰を擽られるうち笑いが我慢出来なくなり相手の前だというのに兄とじゃれあう形になって。
やっと擽りから解放されたと思った時には兄は標的を相手に変え『久しぶりにお兄さんが遊んであげるー』と相手にのしかかり相手の身体を擽りはじめ。
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