xxx 2014-12-29 00:12:16 |
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>露木
( 相手で合って相手で無い事は理解してるのだがそれでもやはり胸は騒ぎ他愛も無い事で羞恥が沸いてはそれを隠す様に顔を逸らす。
“自分”の部屋だと言われ連れられた場所は何処と無く落ち着きを感じデザインや形こそ違うが持ってる物や趣味などは殆ど変わらない様子で。
渡された脇差にも“…本物か??”と刀という物に驚いた様にそれを見詰めるも相手の言葉に深く頷いては迷惑はなるだけ掛からない様にしようと自分に言い聞かせるも逸らされた視線に最近現代で喧嘩をしてしまった相手が重なり俯いて。
現代での相手の事を言われては普段の無表情に僅かに眉間皺を刻ませ口を吃らせる。
「………露木と、喧嘩したんだ。…彼奴の事好きな奴が居てさ…俺の事ライバル…じゃなくて恋敵みたいに思ってるみたいなんだよな。………そりゃあ俺も餓鬼みたいな態度取っちまったけど…彼奴だって…。その恋敵の家に上がってんだぜ??可笑しいだろ」
( 深い状況も知らない癖に不満を次々と口にしては漸くハッとし「…ごめん」と小さく謝って。
朝起きたら戻ってると良いな、なんて甘い考えを持ちながら布団に入っては寝息を立てて。
( 翌日、孤児荘とやらの年長の少女に起こされては態々起こしに来てくれた事に礼を言うも驚いた様に目をぱちくりとされて。
慣れない着物に袖を通し相手のお手製の朝食に舌づつみしては現代の相手同様自分好みの味付けに僅かに表情を緩めては“美味い”と率直な感想を述べ。
『………なんかこっちの兄さんは凄く素直だね』
『本当!!!今朝なんか起こしに来た事に御礼なんて言われちゃったのよ??何時もなら起きないか面倒そうに起き上がって欠伸してるのに』
( 現代でもそんな素直な方では無いし、だからこそ今回相手と喧嘩をしてるのにと思うも口には出さず「こっちの俺は随分な生意気みたいだな」と。
『そう言えば兄さん手拭い巻かないの??』
「あ-手拭いは巻き慣れて無い。いつも着けてないかヘアバンドだったし」
『ヘアバンド??』
「そ、一々結ばなくてもゴムで出来てるから楽なんだよ。……………それにあの黒い手拭い、こっちの俺の宝物みたいだったから勝手に触ったらどやされそうだし」
( 悪戯っぽく微笑んではまだぎこちなくも何処か落ち着いた様に。
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