xxx 2014-12-29 00:12:16 |
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>桐崎
(酔が醒め切っていないせいか押さえ付けられても身体は震えず、むしろ首筋や鎖骨に与えられるチクリとした痛みに敏感に反応しては誘うように相手の首に腕を引っ掛け口付けを求めるも触れ合う寸前でお決まりのごとくバタンと力尽き一人呑気に眠りについて。
(翌朝、二日酔いもなくサッパリ目を覚ましてはシャワーを浴びて着替えると相手が用意してくれた朝食を頬張り片付けを終えたところで男子生徒のメールに気付き。
次の休みこそ相手と一日過したいと思っていたため思わず眉を寄せるが、大金を肩代わりして貰って断るわけにもいかず《本当に助かった。…次の休みあけとくから見たい映画決めておいて》と返信しては相手の前ということを忘れ溜息を吐いて。
(そして次の休み、時計台で男子生徒と待ち合わせ映画館に向かってはチケット代もドリンク代も全て支払われてしまい悪い気しかおきず、映画も特に見たかったわけでもなかったため次の休みは絶対相手と過ごそうとそればかり考えていて。
上映が終わり近くのカフェに入っては一人ぺちゃくちゃ喋る男子生徒の話に適当に相槌を打ちつつ、ふと思い出したように包みを男子生徒に差し出して。
『え、俺に?何ですか?』
「…色々、助けて貰ったから」
『わあ、これ最新型の電子辞書じゃないですか。しかも結構高いやつ。いいんすか?』
「そんなんじゃ全然返しにならないと思うけど。…大学では必要だから」
(あんな大金今の自分ではこれくらいしか埋め合わせができないと申し訳無さそうに述べてはここのカフェ代くらいは自分が支払おうと会計に向かって。
(その頃、相手の元に何も事情を知らない父が電話をかけていて。
『あ、繿君?久しぶり。元気かい?この前は本当にありがとう。……ところでその、菊から話は聞いてるかもしれないけど今回も繿君が助けてくれたのかな?…君には助けて貰ってばかりだね。でもあんな大金どうしたんだい?』
(てっきり自分が相手に相談したものだと思い込む父は相手の身に何かあったのではと心配していて。
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