xxx 2014-12-29 00:12:16 |
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>桐崎
(一時間ほど無意味に公園で過ごすも名案が浮かぶわけでもなく溜息を吐いては今日一日だけは相手に甘えて慰めて貰おうと立ち上がって相手に連絡を入れようとするが男子生徒からのメールの多さに無視できず電話を掛けて。
『あ!先輩!やっと出てくれた。もう俺超心配したんすよ??…そうだ。さっき買った参考書で分からないところあったんで今から教えてくれませんか?俺待ってますんで!それじゃあ』
(ちょっと待てと言う間もなく切れた通話にうんざりするも気を紛らわすのには丁度良いかと。
相手が待ってくれているとも知らずそう何度も連絡を入れてはしつこいかと思っては特にメールせずに男子生徒の部屋に向かって。
(男子生徒の部屋に行くと『やっぱり来てくれた』と笑顔で招き入れられてはさっさと分からない場所を聞こうとするも『まあまあ』と言われ食卓に座らされ“美味しいジュース”があると飲み物を出されて。
『その“ジュース”非売品なんで滅多に飲めませんよ』
「…へえ。…いや、でも俺ジュース飲みに此処に来たわけじゃないから」
『そう堅いこと言わずにー。飲んでみてくださいって』
(人懐っこい笑みを浮かべる男子生徒に溜息が漏らしつつまあいいかと“ジュース”もとい“強い酒”を飲むも口当たりの良さから気付かずに結局二杯呑んでしまい身体の異変に気付いた所で漸くそれが“酒”と気付いて。
「…お前なぁ、何の嫌がらせだよ」
『すいません。でもこーでもしないと先輩何があったか教えてくれないと思いまして』
「…は?」
『先輩、何か悩みがあるんすよね?話してみてくださいよ。楽になりますから』
「………言わない」
(絶対話すものかと口を噤むもしつこい問い掛けと酒の酔いに段々と思考が鈍ってきては自分も知らないうちに父の借金について話していて。
『うわ…まじっすか。それ超やばいですね。………俺、払いますよ?』
「冗談よせよ。…一千万だぞ。無理に決まってるだろ。というより頼めない」
(阿呆かと軽く罵倒しては“こんな事絶対相手に言えない”と溜息を吐く。
それでも相手の顔が急激に見たくなっては「……勉強しないなら繿のところ行く」と無意識に呟きテーブルに手をつきながらフラリと立ち上がるも予想以上に身体に力が入らずガクンと膝から崩れ落ちては拍子にグラスも落として割ってしまい、下の部屋(相手の部屋)にも響くほどの騒音を響かせて。
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