xxx 2014-12-29 00:12:16 |
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>桐崎
(相手の隣、先程の事があって眠れるはずもなくいつまでも煩く鼓動する胸のあたりをギュッと握る。
ずっと相手から嫌われたと思っていた。“急に”相手の態度が変わって不安で…。
でも相手は“愛してる”と想ってくれている。……では何故“自分”に言えないのか。
今直ぐにでも聞きたい、それなのにこの姿で今更聞けないと思ってしまいもどかしい気持ちで眠る相手に抱き着いては「……御免なさい」と小さく零すも、相手の匂いに安心しては次第に眠りに落ちて。
(翌朝、相手より先に目を覚ましてはベッドから抜け出し用意されていた踏台に乗って洗面等を済ませる。
まだ気持ちが落ち着かず、何かしようと世話になった礼にいつも相手が食べているトーストをセットしてはレタスを千切り不器用ながら目玉焼きを焼いて、コーヒーをいつも相手が飲んでいる濃さで淹れる。
完成した朝食をテーブルに並べては相手の元へ行き「きり…」まで呼びかけ慌てて「お兄ちゃん……ご飯作った」と言い換えては、急に昨夜の事を思い出し羞恥が込み上げ、子供のせいか上手く表情を隠せず顔を真っ赤にして。
こんなの恥ずかしすぎるとトイレに駆け込むとやはりすぐにでも元に戻して貰おうと携帯で男(槇本)に小声で電話して。
『……なんだよこんな朝っぱらから。……まさか戻して欲しいとか?』
「そうだよ。昨日の今日で悪いけど…気が変わったから」
『…………やだ』
「は?…なんでだよ」
『元に戻すかどうかは俺が決めるって言っただろ。じゃあ俺まだ寝るから』
(プツンと電話が切れては何してんだかと自分の阿呆さに溜息を吐き携帯をポケットにしまう。
まさか相手の部屋のポストに盗聴器があり昨夜の会話が聞かれていたとも知らず、男にどう交渉すればいいかを考えながらトイレから出る。
相手の視線を感じ慌てて目を逸らしては「そう言えば土曜日だけど、…いけたら行きたいな」なんて変に疑われないよう何か聞かれる前に話題を振って。
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