xxx 2014-12-29 00:12:16 |
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>桐崎
(知らない男(相手)の部屋に連れられ始めは緊張するも親切な対応に徐々に警戒を解き大人しくしては相手の問いかけに小さく首を傾げ「…名前、分かんない」と短く答え。
子供ながら相手が困っているのが伺え自分のせいだと思い「…ごめんなさい」としょんぼりするも、何故か相手と居ると心が落ち着き銀髪をじーっと見詰めては無性に触れたくなりベッドに座る相手によじ登ると前髪をワシャと掴んで。
「お兄ちゃんの髪、綺麗。お目々もかっこいいね」
(ニコと笑い向き合う形で相手の膝の上に跨るも、突如扉が開き『繿、ちょっと服貸してー』と兄が入ってきては慌てて相手の後ろに隠れて。
『え…誰その子?……は!繿まさか誘拐?!』
(口に手をあて態とらしく後退る兄は相手の話しから状況を理解するとすぐに若頭に電話をかけ色々確認を取り。
『…警察に届けは出てないみたい。身元が分かるものもないし、どうしようかねー』
「……ごめんなさい」
(何も思い出せない事が申し訳なく口を噤んで俯いては此れからどうなるのかという不安から相手の裾をキュッと掴んで。
『その様子だと梃子でも繿から離れそうにないね。…繿って昔っから子供に好かれやすいよね』
(ムッと顔を近づけてくる兄から逃げるよう相手にしがみついては、ふとベッド脇に置いてあるCDが目に止まり「僕、あの人達知ってるよ」と指さして。
『随分ませたもの聞くんだね。…保護者の趣味かな』
「この前ライブ行ったよ」
『へぇ、その歳で?…誰とかな?』
「………わかんない」
(肝心なところが思い出せずモヤモヤしては髪をクシャクシャと掻き乱し必死で記憶をたぐり寄せるも結局何も浮かばず、その後も相手にぴったり寄り添い相手が手洗いにいくだけの時も不安から後をついて離れずにいて。
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