xxx 2014-12-29 00:12:16 |
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>露木
( 青年の部屋に戻って来ても不安は拭い切れず“直ぐに戻してくれると言う約束だろうが”と悪態付きながら擦り寄って来る青年の頭を抑える。
「どうせあんたとしても戻らないだろうし無駄だろ」なんて言っては胡座をかき女性らしさの微塵も無い様子でどうしようかと考えていて。
相手が自分と青年の仲を誤解してるとも知らずに、こちらはこちらで勝手に相手と元カノを勘違いしていて。
『兄さん泊まってくでしょ??』
「巫山戯んな、自室に戻る」
『ここ男子寮だよ??フラフラ出来ないでしょ』
「なら送ってって」
『や-だね。兄さんだって女の子の格好で怖い思いしたんだから分かるでしょ??』
( 嫌々言いつつも今は青年の力にも敵わず大人しく従わなければならない状況になってはかなりの距離を取るようにしながらベッドで寝息を立てて。
( 翌日、若頭に適当な衣服を貸され大学エリアへと向かえば昨日の事を謝ろうと相手を待っていて。
通り掛かった生徒に相手の事を問い掛けては先程研究室に居たとの事なので昇降口に居れば会えるかと。
そわそわとしながら相手を待ち続けてた所で漸く相手の姿が見えてはおずおずと近寄る。
「……………おはよ。あのさ…昨日、…頭突き…ごめん。………俺…なんかカッとしてたのかもしれない。…それでさ、」
( 改めて掛けられた能力の事を相談しようとするも昨日の元カノが自分の後ろから来ては相手の腕に抱き着き自分にペコリと頭を下げるのをぼんやりと見詰めてはこちらも遠慮がちに頭を下げて。
『あ、あのね菊。………さっき《今から大学行くから遊びに行こう》ってメールしたの気付いてくれたかな??…ごめん、迎えに来ちゃった』
( 可愛らしい元カノの微笑みを何処と無く悔しそうに見詰めては相手の服を軽く掴み“行くな”と言い掛けそうになるのを押し堪える。
元カノが『お話中だった、よね。…ごめんなさい』と自分に謝るのに慌てて首を横に振っては相手を見詰め口を開くも「………露木、………その……」とまともな言葉にはなってくれずに。
「後で………電話するから、出てくれると………嬉しい」
( ポツリと小さく告げては相手と元カノを二人にしたくない衝動に駆られるが自分の入る隙は無く。
寂しそうな表情を隠す様にその場を去っては『…あんな子居たっけ??』『………転校生とか??』と言う声に知らない振りをして。
( 自分が去った後、元カノは相手の手を取っては『…ごめん。こんな事言うの最低だし勝手だって分かってる。………でも、…二人でいる時だけは電話とかメールとか…しないで欲しいの。私と居る時だけで良いから』と。
微妙な雰囲気になってしまった事に気付き、慌てて何時もの微笑みを浮かべては『久し振りに会えたから嬉しいのかな。…ずっと、会いたかったから。もっと一緒にいたいなって』とはにかみながら言って。
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