xxx 2014-12-29 00:12:16 |
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>桐崎
(早く誤解を解かねばと口を開きかけるも相手の涙を見た瞬間思考が停止し頭突きをされた額を軽く押さえつつ、不謹慎にも大きな瞳を潤ませ見上げる相手の姿に見惚れる。
これは反則だろと赤くなった相手の額に手を伸ばしかけるも青年から発せられた言葉にピタリと手を止めて信じられないように相手を見る。
どういうことだと問う前に青年が相手を横抱きして連れ去ってはまるで青年を信頼するかのようにしがみつく様子に醜い嫉妬を抱き「……信じてくれるって言ったじゃないか」と元カノだとちゃんと告げず説明不足にも関わらず身勝手に毒吐いて。
『……菊?』
「なんであんな勘違いされるようなこと言っ………、御免」
(ついキツイ口調で述べてしまい途中で謝っては、どうしてこんなことにと溜息を吐き。
『ご、御免なさい…、私…つい…、自分でもなんであんなこと言ったのか分からなくて…。でも…あの子は彼女さんでは、ないんだよね?』
「…………あの子だよ。…俺と付き合ってるの」
『…え?…でも赤い髪の子が……、あ…もしかして“大好きな彼氏”って菊のこと?』
「…さあ。今は違うみたいだけどな」
(苛立ちを隠し冷めた口調で述べては「家まで送るよ。まだ誰かにつけられてんだろ?」とどうせ相手には青年がいるんだからと思い込んでは元カノを家まで送って。
(その頃、青年は部屋まで相手を運ぶとベッドに座らせ優しく目元を拭ってやり。
『兄さんの涙目上目遣い超可愛かったな。俺だったら我慢できずギュッとしちゃう』
(ガバッと相手を抱き締めては髪の毛などをいじり可愛いを連呼して『あ、今日は兄さんが俺の服来てね』と何食わぬ顔で自身の服を渡して。
丁度その時若頭がひょっこり顔を出しては状況からしてうまく行かなかったことをすぐ悟り。
『まあ何となく分かってたけどね。あ、言っておくけど今回はつよーーく能力かけて上げたから暫くは戻らないし想い合ったキスしないと解けないから、よろしくー』
(軽いノリで言いつつ内心“まあ僕なら直ぐに解けないこともないけど”とほくそ笑むも口にだすことはなく、それを聞いた青年がすかさず相手を見詰め『女の兄さんも捨てがたいけど俺達の愛を確認するなら今だよねー』と不意をつくように相手の柔らかな唇を奪おうとして。
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