xxx 2014-12-29 00:12:16 |
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>桐崎
(電話の内容を一部聞かれていたとは知らずどこか甘えてくるような相手に可愛いなぁと呑気に思いながら御飯を口に運ぶ相手を頬やましげに見詰め。
相手からの誘いに嬉しくなるも先程の電話と経った今来たメールを見てはウッと言葉を詰まらせる。
午前中ならといいたいところだが運悪く教授に大学の入学直前説明会の手伝いを頼まれていて。
「……御免、明日は一日予定が埋まってて。その…遅い時間なら来れるんだけど」
(言いにくそうに述べては「今度予定合う時絶対二人で過ごすようにするから」と夜元カノと会うことは切り出せずに食事と片付けを済ませて。
その後他愛のない話の中「そうだこのCD借りて良い?あんたが聞く曲知っておきたい」と束縛じみたことを言っては明日会えない分甘えさせてやろうと相手を抱き締め頭を撫でたり頬や唇に軽く口付けたりして。
それでもまだ一線を超えるのは恐怖心があり心地よい時間に甘えてはベッドの中で相手の背中を撫でながら眠って。
(翌朝、早めに起きて夜まで会えないからと相手に弁当を作っては「用事済んだらメールする」と額に口付けて相手の部屋を後にして。
(そしてあっという間に元カノとの約束の時間、早めに指定された場所に行くとすでに彼女は其処に居て「早かったな」と駆け寄っては一緒に予約したレストランに入って大きなガラス張りになっている隅の席に座って。
『ここ大人っぽくていいでしょ?中学の頃はカラオケとかファミレスばっかだったよね』
「…そうだな」
『……うん。……菊、あのね。……私、あの時のこと謝りたくて…、菊のこと疑ってどうかしてた』
「……奈緒は何も悪くないよ。奈緒が一番辛い時に突き放したのは俺だから」
(フルフルと首を横に振って謝る彼女の頭を軽く撫でてやっては過去の話はいいからと話題を切り替えて他愛のない話をして。
『え!?じゃあ菊…見合い相手私って知らずにOKしたの?しかも付き合ってる人いるんだ…』
「まあ…。見合い相手…奈緒も“形だけ”で良いって話だったから」
『……そ、そうだよね。うん“形だけ”。…………あ、それって私の好きなアーティストのCDだ。菊も聞くの?』
「…あー、これからな。付き合ってる奴から借りたんだ」
『へ、へぇ。…じゃあもうすぐやるそのアーティストのライブも行ったりする?』
「予定はないけど…あるならチケット取って誘おうかな」
『………』
(どこか拗ねる元カノにそんなにチケットの競争率高いのかなと馬鹿な勘違いをしつつ、食事の会計を済ませて外へ出ては、薄着の服で寒そうにする元カノの肩に自分の上着をかぶせてやり「なんでそんな薄着なんだよ。風邪ひくぞ」とからかい「家、送るよ」と夜女性一人を歩かせては危ないと軽い気持ちで言って。
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