xxx 2014-12-29 00:12:16 |
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>桐崎
(元カノからの電話、その内容に流石に違和感を覚えては電話を切ったところで漸く見合い写真を見て話の合点が行きその話のややこしさに頭を抱える。
しかし見合いをする前に少し話して置きたいのは確かだったため後で電話しようと思い。
(夜、勝手に相手の部屋で寛いでは相手のバイトが終わる時間を見計らって外へと出る。
もう少しで相手のバイト先というところ相手からの着信に慌てて出てはその低声にん?と思うも疲れてるのかなと勘違いして「…今は……あ、いた」と電話を切り前方に居る相手に小走りで駆け寄っては後ろから抱き締めて「あんたの後ろ」と悪戯に微笑んで。
相手を此方に向かせ「バイトお疲れ。飯、作ってあるから早く帰ろう」と軽く頭を撫でて手を引いたまま相手の部屋に上がり込み「風呂と飯、どっち先にする?」とベタな質問を可愛げなくしながら相手の上着をハンガーにかけて。
(相手が風呂に入る間、相手の部屋にある自分は普段あまり振れないジャンルの雑誌やCDを見たり聞いたりしては趣味を共有したいし今度CD借りて聞こうかななんて考えていて。
ふと元カノへの電話がまだだったことを思い出しては流石に相手の部屋で電話はと一度は渋るが入浴中だしいいかと軽く考え元カノへと電話をかけて。
『あ、菊?電話してくれたんだ』
「ん、遅い時間に御免。…見合いまで後少しだろ?会えるの明日くらいしか無くてさ」
『明日会ってくれるの?分かったじゃあ明日の夜、レストラン予約しとくね』
「…あー、なんか任せて悪い」
『………』
「…ん?」
『あ、ごめん。なんかすっごく声変わったなぁと思って』
「…当たり前だろ。あれから大分経つし。……奈緒も大人っぽくなったよ」
『それって良い風に捉えていいのかな。………なんか普通に話してくれて安心した。じゃ、じゃあ私そろそろ寝るね。またメールするから!おやすみ!!』
(プツンと一方的に切れた電話に、最後涙声だった気がして眉を寄せるも“普通に話してくれた”とはこっちの台詞だと相手のベッドにドサリと身を沈める。
あの頃は自分の能力がクラスに知れて“いいなぁ勉強しなくても記憶操作すればなんでも出来るもんな”“お前、実は本当の友達いないんじゃね?”と散々言われ、そんな中彼女だけが周りからのいじめに臆さず自分の傍にいてくれた。
迷惑かけるからと何度も拒絶しても味方でいてくれて、しかしついに彼女がいじめに耐え切れず不登校になった時、“こんなの耐えられない。なんで菊の傍にいるんだろ。菊が私の記憶、操作してるんじゃないの?”と言われ、馬鹿だった自分は彼女を遠ざけるため「そうだよ」と答え、彼女がクラスの輪の中に戻っていくのを確認して転校をした。
もう6年も前の話しだ。あの頃は記憶が戻りきっておらずもっと卑屈で餓鬼だった。
正直、時間の経過が傷を癒やして未練も今はない。…何より今は相手がいる。
何があっても相手を一番に考えよう、そう決めては相手が風呂から上がってくるのを待ち。
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