xxx 2014-12-29 00:12:16 |
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>桐崎
(雪崩落ちるカップ麺に苦笑を漏らしつつお言葉に甘え先風呂を済ませてはまだ湿った髪を首に掛けたタオルで拭きつつ台所にいる相手の隣に並ぶ。
見合いの事は入浴中に相手に合った栄養の摂れる食事考えるうちに忘れてしまい相手の心中など知らずに調理を始めテキトウに作ると小さなテーブルに並べ相手が作った料理から口に運んで。
「料理苦手って言うけど俺はあんたの料理好きだけどな。…普通に美味しいし」
(良く味わいながら感想を零してはカップ麺がしまわれる棚を何気なく見て「でも作る時間ないよな」と呟き相手に視線を戻して「…作りおきでいいなら俺、作るよ。というか作らせろ。……一人分って作るとき微妙な量だし二人分のが作りやすいんだよ。それにあんたに食べてもらったほうが作り甲斐あるし」と気恥ずかしげに述べては相手の髪に触れ。
「成長期なんだしさ、栄養のあるもの食べないと。…ってそれ以上でかくなられても何か癪だけどな」
(冗談交じりに笑いさり気なく相手高身長を妬んではワシャワシャと相手の髪を撫で回すもどこか落ち着かない様子に気付いては微かに首を傾け相手の顔を覗き「どうかしたか?」と。
そこで相手の視線の先が一瞬鞄から覗く見合い写真に向けられたのに気付いてはハッとなり慌てて「ち、違う。これは…」と師範との事を話して弁解して。
「…御免…師範には世話になってるし断りきれなくてさ………。ちゃんとあんたのことは愛してるよ。でも…あんたが駄目だっていうなら今からでも見合い断る」
(相手とはもうすれ違いたくない一心でまっすぐに相手を見詰めては気持ちの高ぶりから相手の手を握り。
この時、まだ見合い写真と名前すら見ておらずその女性が中学時代能力と記憶が不安定だった時付き合っていた自分の“元カノ”だとはまだ知らずに。
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