xxx 2014-12-29 00:12:16 |
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>桐崎
(相手の言葉がジワジワと胸に滲みてはどこまでも男前で包容力のある相手に心底惚れ直して甘い口付けを期待するも、突如帰ってきた母に冷や汗を流す。
久々に感じる母の眼差しに涙が溢れそうなのを堪えては台所に向かう母の背中を見詰めながら相手の手を床の上でそっと握って「…あんたが……父さんと話すきっかけをくれたおかげだよ。ありがとな」と小さく微笑んで。
その後暫くして妹と幼馴染が雑貨屋から帰ってきては母が作ったチーズケーキを皆で食べ穏やかな時間を過ごすも『ん、そう言えば菊はお母さんとお父さんに繿君とのこと話したの?』と唐突に切り出した幼馴染の言葉に口に含んだばかりの紅茶を吹き出しそうになって。
『やだー、汚い。もしかしてまだ言ってないの?』
『…繿君とのこと?何かあるの…?』
「……な…、なんでもないよ。母さん。……いや、追々話すから」
(流石に療養中の母に“男と付き合ってる”なんて言えない。
至極繊細で何気に孫を期待してる母のこと、三日間くらい寝込んでしまうかもと話をはぐらかしては当り障りのない話題に変えて。
(その後、もう少し相手と二人きりで話したいことがあったため自室に来るよう誘っては幼馴染に『お昼から上でうるさくしないでね』とからかってくるのに軽く眉を寄せつつ三階へ上がり相手を自室のベッドに座らせて「たく、…ハナのやつ」と小さくぼやいて。
それからすぐ相手に向き直り柔らかな銀髪に指を絡めては「…母さんにはいつか俺達のことちゃんと言うから。…ていうか言ってもいいか?」と先程の会話を気にして問い掛けて。
それから相手の髪を愛おしげに触れ続けては「そう言えばさ、…今ふと思ったんだけど。公園でチンピラ蹴散らしたのって…もしかしてあんただった?黒髪で顔も良く見えなかったけど……」と続け相手の反応を伺っては何となく相手だったと察して、助けられてばっかだなと苦笑を漏らして。
「…あの時のあんた、格好良かった。黒髪だからとかじゃなくあんただったからそう思ったんだろうな。…………さっきさ、傍から見たらどうとか、俺がどう思われるとか気にしてたけど俺は全然気にしないよ。周りがどう思おうと俺はあんたといたいし…、てかあんたの良さが分かるのは俺だけで良いと思ってる。変な風に思われてるくらいがさ、邪魔も寄り付かないし丁度いいだろ?まああんたを貶す奴が現れたら俺がしばくけどな」
(冗談っぽく笑いつつ半ば本気で述べては相手の髪に口付けて「この髪に触れていいのも愛していいのも俺だけ……他の奴には触らせたくない」と独占欲に満ちた瞳で相手を見詰め抱き締めては“愛してる”と耳元で囁いて。
そして少し身を離しては至近距離のまま相手を見詰め「………あのさ、今度二人だけでどこか出かけたい。……結局旅行中に星見れなかったし…水族館もあんたと行けなかったから」自分のせいだけどと言う言葉は飲み込み相手の返答を待って。
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