xxx 2014-12-29 00:12:16 |
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>露木
( 翌日、相手の父はちゃんと話をする事が出来ただろうかと不安になるが自分も明後日には帰らなきゃならない為準備を済ませ今日の昼食と夕食を買いにコンビニにでも向かおうとして。
エレベーターで一階まで降りた所、突如相手に腕を取られてはされるがままにロビーの奥の席に座り。
僅かな期待をしてしまう自分に嫌気が差すも平然を装いながらぽつりぽつりと話始める相手を見詰め。
昨夜の謝罪に“別に対した事はしてない”と首を横に振って。
続く相手の言葉が途切れ途切れになるのにやっぱり無理してるんだろうかと思えば穏やかに微笑み相手を覗き込む様に見詰める。
「心配してくれたんだ、ありがとな。………良いよ別に、あの事なら気にしてないしあんたに付き纏ってた俺も悪いし何より他の女すっかけてたのが一番悪いから」
( 能力に掛かってた事も知らずに相手が自分を責めてるのでは無いかと思うと黙ってられず。
それでも相手を思う気持ちは抑えられず離れたく無い思いから「………これから飯買いにコンビニ行くんだけどさ、…着いて来てくれるか」と問い掛け席を立ち。
( 訪れた近くのコンビニにてまだ重たい空気を変えようと明るく振舞う。
品物を見て回りながら相手をチラリと見詰めてはこちらも話したかった事をぽつりぽつりと話始め。
「子供の頃に俺を金稼ぎに使おうって輩が沢山押し掛けて来てさ。その度にさり気なく父さんが追い払ってたのは今更気付いたんだけど。………一人だけ俺に優しくしてくれたのがあんたの父さんだった」
( 思い出した様に自然な微笑みを浮かべては仕事続きで隈の残る目を擦る。
「毎日毎日菓子とか買って来てくれてさ。その度に“自慢の息子”の話すんだけど…その話する度に悲しそうな顔してんの」
( 相手に向き直り「だからあの人があんたの父さんだったって知った時どうしてもあんたと会わせたかったんだ、…余計な世話だったよな…ごめんな」と。
家族の問題に踏み込んだ自分が悪い、そんなのは良く分かっておりまた辛気臭い空気になってしまったなと反省しては適当なカップラーメンを手に取り。
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