xxx 2014-12-29 00:12:16 |
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>露木
( ばったりと会った相手の態度と男性の表情に段々と全てが組み合わされて行く。
男性の手を振り払いその場を去ろうとする相手の手を咄嗟的に掴んでは相手の顔を見詰める。
どこか似てると思ってた、しかしこうして見れば親子なのは一目瞭然で。
『繿君、…何して「子供の頃に俺に言った“能力者の息子”って…此奴だったんですか」』
『……………そうだよ、…でも“息子”なんて言えないか
な』
( 寂しそうに俯く男性を見詰めては唇を噛む。
能力者は自分だけだと思ってた幼少期、この男性が自分に優しくしてくれる唯一の存在でその息子が“能力者”だと知った時はいつか会いたいと思ってた。
自分に優しくしてくれたのも父の元へ来る度自分に菓子などの土産を持って来てくれたのも本当は相手に父としてしたかった事なのかと。
この男性が相手にどんな事をしたのかも知らないし自分はあくまでも部外者、しかし相手が居なければ自分と父も分かり合えなかったと。
どうやら相手は仕事中の様で行き先を問い掛けた所自分達の宿泊ホテルで。
放って置けずに無理矢理相手と男性を連れホテルまで来ては相手の仕事を先に終わらせホテル内の小さな喫茶店へと入っては戸惑う男性に目を向けずに居て。
相手を連れ男性から少し離れた所に来ては「ごめん、今日だけで良いから聞いてやって欲しい」と。
頑として拒む相手が自分の事を殺したい程に嫌ってるのを思い出し、どうせならそれを使ってやろうと相手の額に自分の額をコツンと当てる。
「……………拒むんなら…俺またあんたに付き纏うよ。嫌いなんだし困るだろ??」
( やや脅迫地味た言い方をしては僅かに大人しくなった手を引き男性の向かいに相手を座らせる。
自分は席を外そうとした所で運が悪くバイト先の常連に出会してしまっては捕まって。
バイトの時の服のままなのが悪かったな、なんて反省しつつ一応大切な常連なので話を適当に合わせ相手達から離れた席に常連と共に座って。
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