xxx 2014-12-29 00:12:16 |
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>露木
( 翌日、父へと連絡を取り此方まで来て欲しいと頼むもあの父の性格、『用が有るならそっちが来るべきだろ。面倒臭ぇ』と言われてしまって。
しかししつこく頼んだ結果渋々約束をしてくれては夕方には此方へ着くようにすると言ってくれて。
それまでバイトをしようと早速バイト先に向かい男性へ連絡を取っては夜、近くのレストランで落ち合おうと。
( そしてあっという間に時間は過ぎ夜。
父と落ち合い『テメェまたそんな下らねぇ仕事してんのか』と言われるも苦笑いで返してはレストランへと訪れ先に来ていた男性の席へと向かう。
「じゃあ俺は…」
『君にも聞いて欲しいんだ。…謝らなきゃならない』
( 大人しく席へと着き男性と向き直っては男性が取り敢えずとコーヒーを注文して。
『早くしろ、何の用事だ』
『あぁ、ごめんね。実は…娘と妻の薬を治す為の薬を買う為に…借金をしたんだ。ただ悪い取立て屋に当たってしまってね、息子達に迷惑を掛けたくなくて…それで縺さんしか頼れる人が居ないんだ』
『ほう、俺に取立て屋にお前の嫁達の所に行かせないようにしろってのか。…契約書を書かせろと』
『縺さんなら…以前若い頃取立て屋に対抗する仕事してただろ??何人もが縺さんに救われたんだ。あ、お金ならちゃんと返すつもりだし妻達の元へさえ行かなければ………』
『金無ぇんだろうが馬鹿』
『君にも礼金はしっかりするよ、…だから頼む』
( 頭を下げる男性を父親は溜息混じりに見詰めては父親は本当に小さく頷き『金なんてもう要らねぇよ』と呟く。
男性は穏やかに微笑むと次に自分へと向き直りゆっくり口を開いて。
『君が小さい頃にね、凄い能力を持った子が居て金が莫大に手に入ると聞いたんだ。一瞬でも醜い欲に駆られ君の家に押し掛けた。…覚えてないかい??君とはもう何度も会ってる』
「……………」
『でも出来なかったよ、あの幼さで瞳の色を無くした君を見た途端息子の顔が頭を過ぎった。……自分がそうさしたのに…だから…出来なかった』
( 泣きそうな表情で謝る男性を漸く思い出し緩く首をふるもまだ相手の父親だと言う事は分からずに。
「息子さん達に、…会ったんですか」
『息子には会ったよ、格好良くなってて…自慢の息子だよ。娘と妻は見かけただけだけどね、二人とも前より表情も活き活きしてて…それだけで満足だ』
( 悲しそうに微笑む様子にどことなく相手が重なり胸が痛んでは目を逸らす。
近くのホテルの予約をしておいたが父は『用事を済ませたらさっさと帰る』と席を立って。
男性と二人になり自分達も同じホテルの為にレストランを後にしては街を通りゆっくりとホテルに向かって。
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