xxx 2014-12-29 00:12:16 |
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>桐崎
(相手が去ってから暫くフラフラと男の家を後にしては横道にそれて壁に寄り掛り自身の唇にそっと触れる。
相手にとっては単なる戒めの口付け。そんな物にまで期待して兄の心まで踏み躙って自分はどれほど愚かなのかと…。
相手が身を削り苦悩しているとも知らず空虚なまま男に指定された場所へ向かって。
(指定の場所までもうすぐというところ突如腕を掴まれて振り返ると厳しい顔をした兄がおり強い剣幕に圧されて目を逸らし。
『どこ行ってたの?』
「……別に…」
『俺達付き合ってるんだよね?隠し事はなしだよ』
「…綸、俺…『繿のことは直ぐ忘れなくても良いよ。…とりあえず明後日帰ることにしたからその間は二人で観光楽しもう』
「………帰らない」
『…いいよ。無理にでも帰すから』
(兄の強い眼差しに罪悪感が募るも今は男の命令を無視する訳にはいかず「…御免」と謝り兄の手を振り払っては指定の場所まで走って。
(一方、相手が主犯格の男の元へ訪れる頃、男は丁度金を数えているところで相手の姿を見るなりニタリと笑んで。
『君が来てから大儲けだよ。軍人達もあの資産家も君にぞっこんだからね。今回ばかりはあの馬鹿な連中(ナンパ男)に感謝したい気分だ』
(データがハッキングされているとは知らず余裕の笑みを浮かべては金を金庫にしまって相手に近づき真新しい鞭傷に艶めかしく触れて『随分可愛がって貰ったみたいだね。…次はまた軍人のところね』と卑しく笑んで新しい“物”を押し渡して。
そして男は相手に背を向けデスクに戻ろうとするも『あーそうだ』と態とらしく声を上げてはくるりと振り返り。
『あの金持ちの所で“彼(自分)”とは会った?…彼ね、新しい遊びがしたいから仕事を紹介してほしいって自分から僕に頼み込んで来たんだ。君じゃ足りないって言ってたよ。今も物好きな男に遊んで貰ってるんじゃないかな』
(クスクスと不気味に笑いながら出鱈目を並べては相手の反応を楽しみ『ほらさっさと行きなよ。兄弟や友達に迷惑はかけたくないだろ?』と。
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