xxx 2014-12-29 00:12:16 |
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>桐崎
(まだ完全に状況が掴めない中、口内にひんやりとした甘さが広がってはからかい顔の相手に視線を移す。
徐々に人前で人工呼吸された事に気付くと羞恥が込み上げ相手の肩を軽く押し「も、いい。……てか迷惑かけて御免」と謝って立ち上がり兄からパーカーを受け取って腕を通し。
そこで何故か女カップルにしきりに謝られては男達との関係性を知らないため首を傾げて「なんであんた達が謝るの?…それより狙われたのがあんた達じゃなくてよかった」と微笑み「……金目のものなんて身につけてなかったのに何が目的だったんだろうな」と男達の正体も相手が能力を解放したことも知らず呑気に兄に話し掛けていて。
『あ、兄さん。俺かき氷食べたらお腹空いちゃった。向こうで何か食べよう!』
(突如青年が声を上げては相手の手を引き『海水早く流さないと滲みるでしょ』と耳打ちしてビーチカフェの隣にある簡易シャワールームに歩いていき。
その様子をどこか不安げに見ていると相手によく身を寄せていた女が『あなたのこと真っ先に助けに行ったのよ。格好良かったんだから』と微笑んできて、素直に嬉しく感じては後でちゃんとお礼を言わないとなと相手の背中を見詰めて。
(夕方、ホテルのロビーにて少し離れたところで相手と青年が女カップル達に金の入った封筒らしきものを手渡されて頭を下げられているのが目に入っては訝しげに眉を寄せ。
「…彼奴等、何渡されてるの?…っていうか…海で男達どうやって蹴散らしたんだよ?」
『俺達強いから、ちょいちょいとね。…俺も彼女達が何かまでは詳しく知らないけど何となく察しはつくよ』
「……何だそれ。…俺だけ知らないみたいじゃないか」
『まあまあ、みんな無事で良かったじゃん』
(軽いノリの兄に何処かかわされた気がして不服そうにするも女達が相手から離れていくのが見えてはすかさず相手に駆け寄って。
「…昼間はありがとな。その、あんたさえ良ければ此れから二人で出かけないか?礼もしたいしさ。………あ、でもあの女たちと約束あるよな。最近仲良いみたいだし」
(此方に来てから中々二人きりになれていないことを気にして控えめに誘うも、未だに女達が“カップル”と知らないため相手と仲が良いと思い込んでは少し妬いたように呟き。
『えー。露木もあんなことあったしゆっくりホテルで休もうよー。明日はバンジーだし』
「…俺は平気だけど……」
(元々丈夫な身体、自分は一向にかまわないと思うも確かに相手の体調不良は昼間も気にかかっていたため「…無理はしなくていいからな」と小さく微笑み相手の肩にそっと手を添えて。
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