xxx 2014-12-29 00:12:16 |
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>桐崎
(翌日、輝くコバルトブルーの海に心弾ませながらも時折身体を庇うような仕草をする相手が気に掛かる。
また相手が女を男から守る光景がやたら目につきそんな相手の親切にまで嫉妬してしまっていたところ、突如相手に口付けられては単純な心はすぐ嬉しくなって甘えに応えるよう頭を撫でる。
が、一瞬表情が僅かに強張ったのを見逃さず「…身体痛むのか?…やっぱり昨日何かあったんじゃ…」とパーカーに手を掛けるも青年が割り込んで来て『兄さん、早くお城作ろーよ』と相手を引っ張って行ってしまい。
それでも心配が拭えず青年と砂で城を作る相手を見詰めていては兄に肩を叩かれ。
『ねえ、向こうで早泳ぎのイベントやってるよ。入賞したら何か貰えるって。やってみようよ』
「だったら繿も」
『……繿はいいんだよ。赤城と遊んでるし』
「…あんた何か知ってるのか?こういうイベント赤城が一番飛びついて彼奴を誘いそうなのに。…変だ」
『あの子肌に関しては意外とデリケートだからねぇ』
(冗談ぽく笑い手を引かれては何度か相手の方を振り返りながらもイベントスペースまで連れて来られ、此処まで来て“やめた”と言うわけにも行かず渋々参加して。
(始まったイベント、以外に多い参加者数に圧倒されながらも相手が気になり過ぎて正直泳ぎどころではなく順番が回ってきても顔を水面につけず適当に泳いでいて。
が突如足を掴まれ身体がグンッと海中に引きずり込まれては三人がかりで押さえ込まれる。
手慣れた様子であっという間にコース外へ連れ出されては訳が分からないながら海中で男を蹴り飛ばすも段々と息が続かなくなってくれば男の足に爪を立てて抵抗して。
(其の頃、砂浜では青年が『此処兄さんと俺の憩いの場!ここは二人で寝るスペース。俺と兄さんの愛の巣だね』とはしゃぐのを女カップルがほほやましげに眺めていて。
すると其処へ昨日散々相手に暴行を加えた男達がやってきては女カップルを馴れ馴れしく抱き寄せて。
『お前、何また俺の女に手ぇ出してんだよ。つーか昨日たっぷり躾けてやったのに聞き分け悪すぎだろ』
『しかも“男”にまでちょっかい出してさ。さっき額にキスしてんの見たぜ』
(ケタケタと嘲笑し厭らしく女達の髪を撫でては『大人しく俺の女返してくんないとお前の遊び友達が大変なことになっけど』とチラと海に目をやり口角を上げて。
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