xxx 2014-12-29 00:12:16 |
|
通報 |
>桐崎
(明らかに様子の可笑しい兄に背筋が冷えて深く口付けられては必死で逃れようと肩を押すもビクともせず、悪寒に耐え切れなくなれば絡みつく舌を噛んで。
『痛っ…、噛むなんて酷いなぁ。繿より上手いと思うんだけど。……菊、俺はね。執念から生まれた霊みたいなものだから簡単には引かないよ』
(黒い笑みを浮かべ首筋に顔を埋められては抵抗むなしく濃い鬱血を残されその痛みに顔を歪める。
いよいよ恐怖が芽生え始め身体が震えそうになるも其れを抑え込み兄を切なげに見詰め。
「…なんで、こんな…、綸は…俺の大切な友達だと思ってたのに……」
『……またそうやって平気で惨酷なこと言う。“愛してる”って言ったよね?』
「…本気、じゃないだろ?………なあ頼む。あんたからはこんなことされたくない。あんたほど心許してる友人はいないんだ。…失いたくない」
『…………はぁ…、菊ってば本当にいつの時代も鈍感で我が儘。…こっちの気も知らないで』
(膨大な溜息を吐かれやっと身体を解放されては、ムクッと起き上がりまだ雰囲気の違う兄を凝視する。
変なものでも食べたのかと訝しんでいると、急にザワリと胸がざわめき嫌な予感がして。
直感で相手の身に何かあったと悟るとまだ少し震える足に鞭を打って立ち上がり『ちょっと待ってよ』という兄の制止も聞かずに今度は捕まらないよう駈け出して。
(その頃青年は戻ろうとする相手をそうはさせないと押さえ込み直しニコリと笑みを浮かべ。
『兄さん、遊びはまだ終わってないでしょ?…っていうか今の兄さんは非力で可愛いね』
(チュッと音を立て相手の額や頬、唇に口付けては耳の裏を撫で『兄さん此処弱いよね』と笑み。
『…俺決めた。どうせ戻らなきゃいけなし、今こうしていられる間に悔いのないよう兄さんにたっぷり遊んで貰うことにする』
(ニコニコ微笑みながらものすごい力で相手を押さえ付けては『兄さんと両思いだったなんて嬉しいよ』と相手の髪を撫で上げる。
が、不意に悲しげな表情をしては『……今だけでいいの。俺を愛して…、じゃないとやりきれないよ』と相手の肩をギュッと握り。
| トピック検索 |