xxx 2014-12-29 00:12:16 |
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>桐崎
(相手の柔らかな微笑みと優しさに此れではどちらが年上か分からないなと内心苦笑を零すも今はからかいですら心地よくきっと自分は相手から離れられないだろうなと微笑みを零し。
(翌朝、心地良いぬくもりで目を覚ますも距離を置く相手に気付いてはすっと手を重ねるようにして握って「…その、…自分から距離置いといて何だけど…あんたのおかげで大分安心できるようになってきたから、もう少し傍にいてくれてもいいから」と素直に傍に居て欲しいとは言えず遠回しに言っては朝の支度をするため洗面所へ向かって。
(その後、朝食を済ませてバイトに向かうも夜のことを考えると憂鬱で溜息ばかり吐いていて。
それでも相手といられると考えれば前向きになれる気がして、すでに男子学生達の嫌がらせのことは深く考えないようになっており。
(そして夜、相手と共に待ち合わせ場所に行くと既に兄と青年が居て、青年は相手の腕に絡みつき『兄さん、何かあったら俺のこと守ってね』と抱き付いて。
「……ていうか勝手に入っていいの?…立ち入り禁止じゃ…」
『ん?許可貰ったから大丈夫だよ』
「…あ、そう…」
『じゃ、早速入ろう。で、どうせなら一回一人で周ろうよ。昼間に一番奥の病室にろうそく仕込んどいて貰ったから一人一本取ってきて』
「なんでそんな準備がいいんだよ」
『何かイベント的なことがあったほうが面白いでしょ。じゃ、俺一番最初ねー2分後くらいに次の人入っていいから』
(反論する間もなく軽いノリで行ってしまった兄に溜息を吐いては、一人で残るのは嫌だったためさっさと終わらせてしまえと二番目にスタートして。
(暗くどこかじめついた廃病院内、時折ギシリと床が軋みその音だけで昨夜の映画の光景が脳裏を過っては肝が冷える。
渡された院内図を頼りになんとか奥の部屋にたどり着くと既に二本なくなっていていつの間に青年か相手が別通路で取ったのかと首を傾げては深くは考えず早々に戻ろうと。
が、確かに元来た道を辿った筈なのに気付けば見知らぬ場所。
それが兄の衝立てや鏡を使った悪戯とも知らず、完全に呪われたと思ってはダラリと冷や汗が流れて。
瞬間、突如羽交い締めにあっては背後の病室に連れ込まれ悲鳴を上げそうになるも口を塞がれ、抵抗しようと拳を浴びせようとするも目の前の人物が兄と気付くときょとんとし。
「…綸?……なんだよ、驚かせるなって…」
『御免、御免、菊の反応が面白くてさ』
「はやく戻ろう。二人、もう戻ってるかも…」
『ねえ、もう少しここにいようよ。きっとアカも繿を捕まえて遊んでるだろうし』
「…アカ?」
(いつもとどことなく違う雰囲気の兄を訝しげに見つつ、此処にとどまる気はないため「さっさと行くぞ」と強がって先を行き。
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